誰より君を知ってるのは (ページ28)

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にじゅうはちこめページ28

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『…ねぇ、お腹空かない？』

「このタイミングかよ(笑)

でも、確かに空いたわ…』

『今から作るね！まってて！』

私は大介が好き。

それが分かっただけで、心がスッキリした気がする。

でも、この気持ちがわかった今、

大介とどんな顔してあえばいいの…

料理を作ってテーブルに置く。

「うわ！めっちゃうまそうじゃん！

A、料理できんだな！」

『当たり前でしょ、何歳だと思ってんのよ。』

「うわ！うんま！！最高！！！」

『翔太、ありがとうね。』

美味しそうに食べてくれる翔太にそう伝えると

翔太は、嬉しそうに鼻でふっと笑った。

「あーめっちゃうまかった！ありがとう！」

『こんなもので良ければいつでも』

「滅多にこれねーよ。佐久間に怒られそうだもん」

『なんでここで大介が出てくるのよ。』

「まあ、頑張れよ鈍感野郎。」

私の頭を撫でた翔太は、また明日な。

と、家を出て行った。

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