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にじゅうななこめ ページ27
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いつだって私の中心は大介だった。
家族みたいなものだからって思ってた。
だけど、昨日の夜大介の隣を歩く女の人を見て
その場所は私の場所なのに。と苛立ちを覚えた。
「もし、佐久間が女だとしても、
同じ気持ちだったと思うか？」
大介が女だったら…
きっとこんな嫉妬なんてしてないかもしれない。
ということは、私は…
『大介が好きなの…？』
そうか…私大介が好きなんだ…
いつからかなんて分からないけど…
「もうわかっただろ？」
『うん…私、大介の事好き…』
「やっとだな、本当鈍感」
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作者名：ﾄﾏﾄ | 作成日時：2020年5月31日 15時
