誰より君を知ってるのは (ページ24)

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にじゅうよんこめページ24

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ピンポーン

朝、何度もなるインターフォンの音で目が覚めた。

あー頭痛い…

昨日の記憶はほとんどないけど、

大介が知らない女の人と二人で仲良く歩いてた場面だけはしっかり思い出せる。

リビングに行くとソファには翔太が眠っている。

昨日送ってくれたんだ…

悪いことしたなぁなんて思いながら、

毛布を翔太にかける。

インターフォンの画面に写っているのは大介。

今日はあんまりあいたくなかったなあ。

なんて思うけど何度もなるインターフォンが煩わしくて玄関を開ける。

『どうしたの？』

『どうしたのじゃねーから！昨日飲んでたんでしょ！

なんで俺がいないところで飲んでんの！？』

『ちょ…とりあえず入って』

玄関前で騒ぐ大介を部屋にあげる。

『ちょっとまって、なんで翔太がいるの？』

『昨日送ってくれてそのまま寝ちゃったみたい』

『ねぇ、A。

自分が女の子だってわかってる？』

少し怒ったように言う大介に

『今まで大介だって泊まってたじゃん。』

と反抗すると

『俺はちげーじゃん…』

と深くため息をつく。

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