誰より君を知ってるのは (ページ13)

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じゅうさんこめページ13

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「A、携帯光ってんぞ」

目の前の少しほろ酔い気味の翔太が私の携帯を顎で指した。

『あ、大介だ』

【もしもし～A～？？】

『大介、どうしたの？』

【いやー暇かなーって思ってさ】

『今ね、同期と居酒屋いるんだよね、』

【あーまじかぁー】

「お、噂の幼馴染み？？」

目をキラキラ輝かせて聞いてくる翔太の言葉に頷くと

ここ呼べばいいじゃん！

なんて言ってくる。

『大介、いつものとこなんだけど来る？』

【え、それ俺行っていいやつ？】

『同期が呼べって』

【まじ？じゃあ、今から行くわ！】

「来るって？」

『うん、今から来るって』

「おれ、遂に会えるわ！Aの幼馴染み！」

なんで翔太がそんな嬉しそうなのか分かんないんだけど…

しばらくすると、やって来た大介。

『A～、やっほ！』

『大介、おつかれ！』

『ありがとピーマン！』

「うわさの幼馴染みくん！！」

『Aの同期さん！どうも～

うわさのって？？？』

「Aから、沢山話聞いてます！

あ、渡辺翔太です」

『なんの話してんの～A～

あ、佐久間大介です！』

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