幸せの形 〜ARSと生活〜

★第12話★ ページ13

あ)う、うそでしょ・・・?

潤)俺は翔みたいなことはしない。一生Aを守る。

あ)潤・・

潤の唇が近づいてきた。
私はそれを拒まずに受け入れた。
唇が離れた後、もう1度私を強く抱きしめた。

潤)俺の女になれ・・・

あ)うん・・・


今思えば、潤の優しさにすがっていただけなのかもしれない。
ちゃんとしていれば、あんなに傷つくことはなかったのに・・


・


・


家に着くと、みんなが玄関に立っていた。もちろん翔も・・・


潤)今日からA、俺の女だから♪」

和)まぢで!!

雅)ううわぁ・・俺も狙ってたのに!

智)おめでとー!!

みんなが口をそろえていう中、翔だけが無言だった。

潤)翔、俺はお前と違う。一生Aを守る。

そういって2階に上がっていった。

和)A、ご飯食べよ?今日俺が作ったの!

あ)うん・・!


今日の夜は4人で食べた。翔と潤以外の4人・・・
夕食を食べ終え、自分の部屋に戻ると翔がやってきた。


あ)な、何・・?

翔)あの・・・ごめん・・俺・・

あ)何に対してのゴメン?私は返事がほしかっただけなのに・・・

翔)・・・

あ)翔は最低だよ!!でてって!!

私は翔くを追い出した。
そのままベットのなかにもぐりこんだ。


翔)俺、Aのこと嫌いじゃないから!

ドア越しに翔の言葉が聞こえた。

あ)『嘘・・・今更そんなこといわないでよ・・・嘘のくせに・・』


私はそのまま深い眠りについた。

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