幸せの形 〜ARSと生活〜

★第11話★ ページ12

翔)え!?

私は翔くんのほうを見る・・・が、下を向いている。

あ)あの返事は・・?

おそるおそる聞いてみると、思いもよらない返事が返ってきた。

翔)松潤が、Aの事好きだって・・

あ)え・・・?

何を言っているのかわからなかった。

あ)まって。私今告白したんだよ?潤が私のこと好きなのと何の関係が?」

翔)それは・・・

あ)私に潤と付き合えっていうんだ?

翔)ちがっ・・・

あ)もういいよ!!!最低!!


私は泣きながらその場を去った。
靴も履かずに家を飛び出して走った。
仕事帰りの4人の横を通って。


和)今のってA?

4人が家の中に入ると、翔が立っていた。

潤)おい翔、今Aっていったんだけど・・・

翔)俺、今告白されて・・どうしたらいいかわかんなくて・・

雅)え!告白されたの!?

翔)でも・・松潤がAのこと好きって言ったら・・・

潤)はぁ!?お前バカじゃねぇの!?

翔)だって・・・

潤)っのアホ!!

潤は家を出てAを探しに・・・

和)本当に翔ちゃんは恋愛系ダメだね；

翔)・・・・・俺・・

智)翔くんはそれでいいの?自分の気持ちに正直になったら?

翔)・・・


・


・


私は公園のブランコに座っていた。

あ)翔のアホ・・・何が潤が私のこと好きだ!よ・・そんな嘘・・

涙が出てきた。

あ)返事になってないし・・そんなに嫌われてたなんて・・・っ

目からはどんどん涙が落ちてくる。
泣きたくないのに、あんなやつのために泣きたくないのに。

あ)うっひっく・・ｸﾞｽ

その時、遠くから私を呼ぶ声が聞こえた。

??)Aー!!

あ)潤・・・

潤)いた!大丈夫か?

潤はそっと手を差し伸べてくれた。
私はその手を受け取り立ち上がった。

あ)あはは；最悪だよね；嘘つかれるほど嫌われてるのに；

潤)嘘・・?

あ)うん・・潤が私のこと好きだってさｗそんなことあるはずないのに・・ｸﾞｽｯ

また涙が出てきた。

あ)泣きたくないのに、涙が出てくるの・・

ぎゅっ

あ)え?

私は潤に抱きしめらた。

潤)嘘じゃないよ。。俺はAが好きだ!!

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