第51話 ページ1
「失礼します。」
次の日の早朝、センゴクさんの部屋を一人で訪ねた。
ガープさんにも一人で行くように言われていたからだ。
扉を開けて、そこに居たのはセンゴクさんとガープさんの二人だけだった。
「良く来た。まあ、座れ。」
センゴクさん、相変わらず変な帽子だな。
話しかけられても、センゴクさんの帽子のカモメにしか目がいかない。
「おい、どこを見ている。」
「え？帽子ですよ。」
センゴクさんは少しプルプル震えている。
くそっガープの孫め…という呟きも聞こえたが、無視だ。
「お前は、何故ここに呼ばれたか分かっているな？」
「いいえ、全く。」
私はしらばっくれると決めていた。
まあ、あの雑な電伝虫の取り方のせいでバレているかも知れないが。
「お前がいなくなる直前、この海軍本部のある部屋での数分間の様子が監視電伝虫に映っていない時があった。何か知らないか。」
「だから、知らないって言ってるじゃないですか。」
センゴクさんは疑い深そうに私を眺める。
でも、あの情報は海軍の中でも知っている人は知っている筈だ。
「お前が認めるまで帰らせん。」
「いや、だから…」
私はそこまで言って口を閉ざした。
センゴクさんの殺気に気付いたからだ。
ガープさんは一体どうなっとるんだとでも言いたげな顔をしている。
私は殺されるくらいなら、言ってしまおうと決めた。
「……はぁ。そうですよ。私です。」
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続編に来ました！
いつも読んでくださる方々、有難うございます！
実は私、鬼滅の刃の作品と掛け持ちしております。
その為、更新速度が遅くなります。
すみません。
もし良ければ是非↓
鬼狩りだって恋をする【冨岡義勇】
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猫(プロフ) - 凄く面白いです！！続き待ってます！ (1月6日 14時) (
レス) id: ff465b59e9 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - お稲荷大好きさん» う、嬉しすぎます...！！有難うございます！ (2020年7月27日 7時) (レス) id: 05ec690416 (このIDを非表示/違反報告)
お稲荷大好き(プロフ) - うわー何かドストライクライクライクライクライクライクライクライクの作品発見頑張ってください! (2020年7月26日 10時) (レス) id: 81eca2f435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年5月22日 12時
