第42話 ページ42
「何でだよ！お前は俺の船に乗るんだろ？」
「おい、エース！Aは俺の船に乗るんだ！」
「いや、私海賊にはなるつもり無いよ？」
エースもサボもこんな事を言うやつがいるのかと、まるで信じられないとでも言いたげな表情をしていた。
「実は私、海軍本部で暮らしてたんだ。」
「「海軍本部〜！？！？」」
私は思わず二人の反応に吹き出す。おんなじ顔をしてこっちを見てくるのに、笑いを堪えるのは中々厳しい。
「お父さんもお母さんも死んでて、人攫いに合ってた所を、ガープさんに救われたんだ。」
「ガープってったら、エースがたまに話すクソジジイの事か。」
「じゃあ、Aは海軍になるのか？」
「それは無い！」
私は即答した。海軍の秘密を知ったのはまだ記憶に新しい。
彼らが背中に掲げる正義の安っぽさにうんざりしてここに来た。
「ふーん、じゃあ、敵にはならねェな！」
嬉しそうにするサボを見ると、私も笑顔になった。
「そーだね！」
するとサボはまた、昨日のように顔を赤くする。何なんだろう、これは。
サボは私に見られないように顔を背けたので、私は敢えてその事には触れなかった。
その後、私が会った海賊について教えて欲しいと頼まれたので、シャンクスについて話した。
シャンクスの人柄や、彼らから聞いた冒険話、ヤソップにピッキングを教わったことも二人は楽しそうに聞いてくれた。
話の途中、エースのお腹がぐぅーっと鳴り出した。
「腹減った！」
「じゃあ、今日は中心街に食いに行くか？」
「中心街に？」
彼らは金持ちだ。この木には大量の財宝がある。中心街でご飯なんて、なんだか都会っ子の気分だ。
「準備するから、Aはちょっと待ってろ！」
するとサボはどこからともなく大きなマントを取り出した。
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桜(プロフ) - 暁さん» 暁様、ご観覧有難うございます！そんなふうに言って頂けて凄く凄く嬉しいです！！私は、実はエース推しです…！ハンコックも大好きなので、いつか絡ませられたらなと考えております！ (2020年5月20日 22時) (
レス) id: 05ec690416 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！！これからの展開が凄く気になりますね！作者さんは誰推しなんですか？！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年5月8日 11時
