第36話 ページ36
3人で笑い合っていたのに、エース君がピタリと黙り込んだ。
表情も曇っているように見える。
「エース君、どうしたの？」
エース君は少しの間地面を見て、苦しそう顔をした後、私の目を見て聞いてきた。
「なあ、もし、海賊王に子供が居たらどうする？」
突然の質問に私は少し驚く。
これは何かの例え話だろうか。考えても分かるわけも無いので私はエース君に思ったことをそのまま伝える事にした。
「海賊に子供が居ても、何の関係も無いでしょ？子供は子供、親は親だよ。」
するとエース君は驚いた顔をしてから、すごく嬉しそうに笑った。その顔は普段とのギャップもあり、何だか可愛らしい。
「そっか。これからよろしくな！A！」
「おう！俺もよろしく！」
エース君に続いてサボ君まで私のことを認めてくれた。
「うん！よろしくね、エース君、サボ君！」
嬉しくて嬉しくていつもより少し大きな声が出た。やっと私はここに居場所が出来た気がした。
「しかし、何だかそのサボ君ってやつ、しっくりこねェな。サボで良いよ。」
「俺も、エースで良い。」
「サボ！エース！」
私はまた嬉しくなって意味もなく二人の名前を呼ぶ。こんな事が出来る事さえも友達の少ない私にとっては、舞い上がるのに充分過ぎるくらいだ。
その後、私は二人に頼まれてシャンクスの話をした。すると二人は口々にやっぱり、海賊は格好いいと話し始めた。
「二人は海賊になりたいの？」
「あぁ！おい、エースちょっとこっち来
い。」
そう言うと、サボとエースは私から少し離れてコソコソと話し始めた。
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桜(プロフ) - 暁さん» 暁様、ご観覧有難うございます！そんなふうに言って頂けて凄く凄く嬉しいです！！私は、実はエース推しです…！ハンコックも大好きなので、いつか絡ませられたらなと考えております！ (2020年5月20日 22時) (
レス) id: 05ec690416 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！！これからの展開が凄く気になりますね！作者さんは誰推しなんですか？！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年5月8日 11時
