第35話 ページ35
「おい、エース！どうなってんだよ！こいつは撒いたんじゃねェのか！？」
エース君の友達は酷く焦っているようだった。さっき急いで何かを隠していたし。
やはり、この二人は悪い事をしているのだろうか。
エース君との喧嘩が今にも始まりそうなので、私は思い切って話し出した。
「あの！私の名前はAです。君は？」
「お、俺の名前はサボだ。」
少し戸惑いながらもサボ君は私に名前を教えてくれた。
「サボ君、よろしくね！」
「お、おう。って、何もよろしくねェよ！」
サボ君は少し怒っているように見えたが、それよりも怖いのはエース君だ。さっきから何も喋らずにただ凝然と立ち尽くしている。
「エース君、さっきは後をつけてごめんなさい！エース君がいつも何をしてるのか気になっちゃって。」
私は、精一杯の謝罪と嘘偽りの無い理由を話す。突然山賊の中に放り込まれて、唯一同じ歳の子の事が気にならない訳がない。
「…お前、なんで付いて来れた。」
エース君が口を久しぶりに開いたと思ったら出てきた言葉はそれだった。
確かに、エース君は走るのが速かったし、きっと女の私にはついて来れるわけが無いとでも思っていたのだろう。
これはきっとシャンクス達との鬼ごっこの成果だ。
実はあの時、私はシャンクスと鬼を交代しながら訓練していた。本物の海賊に比べたら、9歳の男の子について行くのは大した事じゃない。
「海賊に鍛えて貰ってたの。」
「「海賊に！？」」
「え？」
エース君とサボ君の声が重なる。すると二人はバツが悪そうに顔を見合わせて苦笑いをする。
「ふふっ、あはは！二人、仲良いんだね。」
私が笑うと、続けて二人も笑い出す。
私は久しぶりに�猴�達�瓩箸いΥ恭个鮖廚そ个靴慎い�する。
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桜(プロフ) - 暁さん» 暁様、ご観覧有難うございます！そんなふうに言って頂けて凄く凄く嬉しいです！！私は、実はエース推しです…！ハンコックも大好きなので、いつか絡ませられたらなと考えております！ (2020年5月20日 22時) (
レス) id: 05ec690416 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！！これからの展開が凄く気になりますね！作者さんは誰推しなんですか？！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年5月8日 11時
