第29話 ページ29
『はあー、なんでまたガキを』
「ガープの孫さ。どうせ怪物みたいなやつなんだよ」
「そうは見え二ーけど」
怪物と聞くとさっきのエース君を思い出す。
9歳であの力はまさに怪物だ。
「そういえば、エース君はどこへ行ったの？」
「知るかよ！んな事よりメシだ！メシの支度しろ！」
ダダンに続いて木造の住処…いやもうボロ小屋と呼ぼう。ボロ小屋の中へ入ると、山賊が沢山いた。いや、ここはは山賊のアジトなん
から当たり前か。
それにしても、治安悪いな。
『おい、お前何モンだ。こんな所に一人で入ってき…っ！うわっ！！』
山賊に突然肩を触られて反射的に私は回し蹴りをした。男はもうK.O.だ。
これは仕方ない。正当防衛という名の不可抗力だ。
山賊達がその事で騒ぎ始めた所でドグラが出できた。
「そいつはガープさんの孫。これから一緒に暮らすんだと」
『えええーー！！』
『ここは保育園じゃねーんだよ！』
『でも案外可愛くねェか？』
『バカヤロウ！大人の男を一発 K.O.だぞ！？』
山賊達がまた騒ぎはじめる。
落ち着きの無いところだな、ここは。
「うっせェヤロー共！メシの時間だ！！」
『うおおおおぉ！！！』
ダダンの掛け声と共に山賊達が肉に群がる。
それはもう、The・肉といった見た目のものだ。
恐らくさっきエース君が持ってきたワニの肉だろう。
私は幸い、船で食事を取ったばかりだったので外野からその様子を眺めていた。
すると、ダダンが私の方へ肉を持ってどうだ羨ましいだろうと言わんばかりの顔をしながら近寄ってきた。
この人、なんだか憎めないなぁ
さっきからのキレのあるツッコミのせいだろうか。
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桜(プロフ) - 暁さん» 暁様、ご観覧有難うございます！そんなふうに言って頂けて凄く凄く嬉しいです！！私は、実はエース推しです…！ハンコックも大好きなので、いつか絡ませられたらなと考えております！ (2020年5月20日 22時) (
レス) id: 05ec690416 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！！これからの展開が凄く気になりますね！作者さんは誰推しなんですか？！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年5月8日 11時
