第15話 ページ15
ルフィの話を聞く限りの彼らはとても良い人なので、私は警戒を緩める。
『おい、お頭！またルフィが来てるぞー！』
「ルフィか！良く来たな、船あがってくか？」
「いいのか〜！？」
ルフィは目を輝かせている。
あの赤髪がこの船の船長だろうか。
「ほら！そこの嬢ちゃんも来いよ！」
彼に促され、私は恐る恐る海賊船に足を踏み入れる。
そこはまるで、宝箱だった。
明るい船員、音楽、美味しそうな料理。
みんなが楽しそうに踊って、酒を飲む。
こんなにも楽しい場所は、他に無いのではとさえ思ってしまう。
ルフィのお陰もあって私とシャンクスはすぐに打ち解け、私はガープさんに保護された話をした。
「へぇ、Aは海軍本部で暮らしてるのか。」
「うん！武術の訓練だっててしるんだ！」
しかし、手合わせの相手のいない此処での訓練方法に私は悩まされている。
走り込みだけは、毎日続けているが。
「ねえ、シャンクスって強いんでしょ？私の訓練付き合ってよ！」
シャンクスは驚いた様に目を見開く。
「あぁ、良いが、俺は小さい女の子を斬ったりする趣味は生憎持ち合わせていない。」
確かに、力で大人の男の人に敵う筈が無い。
うーん、と私は頭を捻る。
「それなら、鬼ごっこでもしたらどうだ？」
彼は副船長のベン・ベックマンだ。
彼の助言で私達は鬼ごっこをする事になった。
「私が逃げるから、シャンクスは私の事を捕まえてよ！」
「おいおい、海賊が追いかけるのかよ」
船内にはどっと笑いが起こる。
『そーだ！いつだって俺達は追い回されてる！』
別に良いじゃないか、と私は頬を膨らませる。
まあまあと言ってシャンクスは結局オーケイてくしれる。
私はワクワクしながら準備体操をする。
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桜(プロフ) - 暁さん» 暁様、ご観覧有難うございます！そんなふうに言って頂けて凄く凄く嬉しいです！！私は、実はエース推しです…！ハンコックも大好きなので、いつか絡ませられたらなと考えております！ (2020年5月20日 22時) (
レス) id: 05ec690416 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます！！これからの展開が凄く気になりますね！作者さんは誰推しなんですか？！これからも頑張ってください！応援してます！！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 | 作成日時：2020年5月8日 11時
