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涼介との他愛の無い会話の最中も
私達の少し先を手を繋いで歩く
慧くんと先輩の姿が目の端に写って
その度にギュ、っと心臓が痛む気がする。
-----たった1歳なのに。
幼稚園のころも、小学校も
大きく感じることなかった1つの学年の差。
中学校に上がったときに
大きくなった気がした1歳の差が
高校生になった今も変わらず大きく感じる。
私と涼介の真新しい制服と違って
すっかり馴染んだ慧くんの制服姿。
そして、その隣を歩く、慧くんと同い年の先輩の姿。
昔の夢を見たせいか
いつもよりセンチメンタルな気分になりながら
学校に向かった。
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nimo(プロフ) - 月夜見(つくよみ)さん» コメントありがとうございます!同じ人が大好きな仲間としてこれからも全力応援しましょう!更新頑張ります(・∀・)! (2021年9月16日 9時) (レス) id: 36636983cf (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(つくよみ) - 初めまして!私も伊野ちゃんが好きな人間です!主さんの書かれていらっしゃるこの小説、迚大好きです!これからも更新頑張って下さい!!応援してます! (2021年9月14日 16時) (レス) id: d122e2db49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nimo | 作成日時:2021年8月13日 20時