【26】Ryosuke side ページ26
大貴「山田の今日の弁当いつもとちがくねぇ？」
と、お昼の時間に突っ込んできた
意外と鋭い大ちゃん
大貴「山田の弁当にトマト入ってんのみたことねーもん」
朝、Aからお弁当を受け取ったときから
なんとなく察していたけど。
多めの白米とそれに合いそうなおかずのラインナップ。
おかずの端にちょこんと入れられている赤いプチトマトがふたつ。
どう見たって、俺のために作られたわけじゃないメニュー。
涼介「…お前、変なとこだけ鋭いよな？」
大貴「もしかして…彼女できた？！」
涼介「ちっげーわ！なんでだよ！Aが作ったんだよ！」
大貴「え！？Aと付き合ったの？！」
涼介「だからなんでそうなるんだよ！ちげーつってんだろ！」
え？え？と
勝手に一人プチパニックを起こしている大ちゃんを横目に
トマト以外のおかずを食べていると
目線の端から伸びてくる指が目に入る。
慧「ん〜トマトうまっ！」
涼介「いのちゃん、勝手に食うなよ」
慧「山田トマト嫌いでしょ？どしたの、お母さんに嫌がらせでもされたの？」
きょとんとしながら
そんなことを言ってくるいのちゃんに
なんだか少し腹が立つような、そんな気持ちになって
涼介「母さんに嫌がらせされてんじゃなくて、これはAの仕業」
あえて、Aの名前を出したのは
ただのつまらない対抗心。
慧「…Aが作ったお弁当？」
涼介「そーだよ。だから勝手につまみ食いしないでくれますかー」
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nimo(プロフ) - 月夜見(つくよみ)さん» コメントありがとうございます！同じ人が大好きな仲間としてこれからも全力応援しましょう！更新頑張ります(・∀・)！ (2021年9月16日 9時) (
レス) id: 36636983cf (このIDを非表示/違反報告)
月夜見(つくよみ) - 初めまして！私も伊野ちゃんが好きな人間です！主さんの書かれていらっしゃるこの小説、迚大好きです！これからも更新頑張って下さい！！応援してます！ (2021年9月14日 16時) (レス) id: d122e2db49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nimo | 作成日時：2021年8月13日 20時
