STORY 13 ページ13
あの時乗った駅は、
馬鹿みたいに頭から離れなくて、
二人で通った道も、
忘れられなかった。
これがどう言う感情なのかはわからないけど、
彼のことにとても興味を持っていることは確かだった。
こうやって、気持ちが急いでる時に限って
時が進むのは遅い。
早く早く、、早く着いて。って
どれだけ思っても、
時間は、私を虐めるかのようにゆっくり動いている気がする。
仲良くなって、もっともっと沢山話して、
彼のこと知っていきたい。
仲いい友達になりたいという感情と、
訳の分からない独占欲が自分の心から離れなかった。
やっとの思いで、彼の居る最寄りに着いた。
あー、、こんなことして気持ち悪がられないかなって
すごい不安だったけど、
連絡の宛もなくて、この手しかなくて。
彼がいるであろう場所に、走っていった。
彼がそこに今いるかもわからないのに、根拠もないのに、
ただただ、彼の住む場所へ走っていった。
____ いまの時刻は午後5時を回ろうとしている。
彼がいることを願いながら、
マンションのエントランス近くまで来た。
走ってきたからだろうか、呼吸が乱れる。
ええっと、、何号室だっけ。
あ、この部屋だ。って、ピッピッと押す。
ピンポーンと鳴り響く。
「 … はい、どちら様 ？ 」
え、、あれ、、部屋間違えたかな
「 あの、以前公園で助けて？貰ったものなんですけど、、シルクくんのお宅ではないですか？ 」
でも、この様子だと、
部屋間違えたのかな、、声も違うっぽいし、、
「 シルク ？ え、君、もしかして、、 」
「 あああ！！あの！！その、、リスナーではないです！ではないです？うーん、、
本当に、そこの公園で出会って助けてもらったんです！！ 」
そう言うと、向こう側から、はあ、、という声が聞こえた
「 よく分からないから、ちゃんと話してもらってもいい？ 」
「 わかりました。ドア開けて貰えますか？ 」
「 うん、ちょっと待ってね 」
そう言うと、ウイーンと開いた。
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Nakana(プロフ) - こっちのお話も最高でした！！更新楽しみにしてます！！ (2018年2月2日 21時) (
レス) id: 4d6fa7f7dd (このIDを非表示/違反報告)
ちさの(プロフ) - れやーとさん» コメント有難う御座います （ ; ; ）親父さんなかなかキャラが濃いと友人にも言われます 笑。そんなこと言っていただけてとても光栄です（ ; ; ）これからも何卒宜しくお願いします、、！ (2018年1月27日 16時) (レス) id: 5f580b46ec (このIDを非表示/違反報告)
れやーと(プロフ) - �爐海鵑覆寮簑个覆ぁ��瓩隼廚辰燭箸靴討癲∋廚辰燭箸靴討發任垢茵�（笑）全部一気に読み進めちゃうようなテンポの良さが好みすぎて……！いつも更新お疲れ様です。大好きです！！ (2018年1月21日 5時) (レス) id: 560fb3554a (このIDを非表示/違反報告)
れやーと(プロフ) - 親父さん、良いキャラ出してるなぁ。濃いなぁ。（笑） 結婚とか申し込まれたら、怒るよりも先にウサギさんになっちゃいそう。謎が解けていく感じも好きです。色々と過去の事とかが絡まってくるとファンタジーぽくて良いですよね（笑）(続く) (2018年1月21日 5時) (レス) id: 560fb3554a (このIDを非表示/違反報告)
ちさの(プロフ) - 夜神月 桜花さん» コメント有難う御座います（ ; ; ）親父さんは私もなかなかのお気に入りキャラなのでそうおっしゃっていただいて光栄です(o^^o)いつも本当に有難う御座います、コメント見る度にニヤケが出てしまいます、、 (2018年1月13日 15時) (レス) id: 5f580b46ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさの | 作成日時：2018年1月6日 13時
