恋は匂へと -YG-【BTS】

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ホソクさんとの楽しいモーニングタイム…


今は…ユンギくんとの地獄のお仕事タイム


朝から顔を顰めたままのユンギくんは


必要以上話さない…そして笑わない


まぁいつも笑わないけど


気にしてると仕事も進まないから、私も黙々とパソコンを見つめる


JN『調子どう？』


ソクジンさんがコーヒー持って来てくれて少し休憩


JN『Aちゃん疲れてるね、今日は早く帰って寝ないとお肌ボロボロになっちゃう』


「ですよね、朝ホソクさんからも言われました」


JN『可愛い顔にニキビとか作ったらお兄ちゃん泣いちゃうから！』


「分かりました、しっかりケアしますね」


ソクジンさんの冗談に笑って答えていると


JN『で？ユンギは朝からすっごい不機嫌みたいだけど？生理？』


ユンギくんに関しては全く気にしないソクジンさんが問いかける


機嫌悪かろうが良かろうが、本当に気にしない


『別に…俺も疲れてんだよ』


JN『じゃあユンギも今日は早く帰らないと！来週は忙しいし、親睦会もあるから』


『ん…』


ソクジンさんはユンギくんの肩を少し揉むと戻っていった






ソクジンさんの助言通りに今日は早く切り上げて帰路につく


エレベーターから出ると


"ユンギさん、今日早いですね！良かったら一緒に食事行きませんか？"


"ユンギさーん、最近全然付き合ってくれないじゃないですかぁー"


ユンギくんはあっという間に女の子に囲まれている


待つ理由もないから


「お先、失礼します」


ペコっと頭を下げて会社を出た





「本当なんでモテるんだろ？」


確かに仕事の時に比べれば話しやすい感じだけど


特別優しい訳じゃないし


ユイ「誰が？」


会社を出た所でばったり会ったオンニとコーヒーショップに寄っていた私は


思わず考えている事を口に出してしまった


「あ、ユンギくんです」


ユイ「ユンギね、たまにフワッて笑う感じとか女は弱いんじゃない？」


「そうなんですかね？」


ユイ「一緒にいればいるほど、ない男だよね(笑)」


「はい、疲れるだけですよ？あんなコロコロ気分変えられると」


ユイオンニに昨日の事を結局話せないまま


駅で別れ家に帰った





「あー、久々にお風呂ゆっくり入ったな…」


最近シャワーだけで済ませてたから


半身浴で身体がサッパリした


冷蔵庫からビールを出してソファーに座り込むと


半分程を一気に飲んだ


「あー幸せ」


テレビでも見ようとチャンネルに手を伸ばそうとした時


携帯が鳴った

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