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リビングに戻るとオンニとホソクさんがいた
HK『Aちゃんのバッグ、ちゃんと僕が保管してたからねー』
「あ、ありがとうございます…本当すみません」
私が謝って受け取ると
ユイ「謝るのユンギでしょ?ユンギが誘拐したんだから」
オンニがユンギくんを見てクスクス笑う
『誘拐って…でもありがとな、ぶっちゃけめっちゃ焦ってた』
素直に謝るのは多分相手がオンニだから
HK『ヌナがAちゃんスッピンだろうし、外食は可哀想って言うから色々買ってきた!だからヒョン!奢りは今度ね!』
ホソクさんがピザやチキンを並べて、テーブルが見事に埋まる
『A、ここ』
ユンギくんが隣をぽんぽんするから大人しく座ると
ユイ「お腹空いた!食べよー!」
オンニの号令で昼食タイム
『ほら、これ食え』
ユンギくんがわざわざお皿にピザを乗せて渡してくれた
「ありがとう」
受け取って食べようとすると…目の前にニヤついてるカップル有り
「な、なんですか?」
HK『いや、2人どうなのかな?って』
ユイ『ていうか、ユンギが天使に見えるんだけど…何?あんたそういうキャラなの?プライベートだとそんな甘いの?』
ホソクさんは控えめだけど、オンニはかなりグイグイ来てる
『ヌナ、俺を何だと思ってた訳?』
ユイ「彼氏にするには、というか男として…ない男?ね?A』
オンニが私に振ったもんだから、瞬時にユンギくんがこっちを見た
『え?A…俺…ない男だったの?』
「いや…だから…会社でのユンギくんしか知らなかったし…私の扱い雑だったから…ないなーって…あ!」
すんなり答えて、ヤバい!と思った時にはもう遅くて
完全に打ちひしがれてるユンギくん
「仕方なくない?笑ってくれないし…怖いし…」
オンニとホソクさんは笑うのを必死に堪えている
『今は?今も俺はない男な訳?』
「今は…違うと思います…」
途端にオンニたちは笑い出し、ユンギくんは泣きそうな顔
HK『だからさ!2人どうなったの?』
『どーもなってねーよ!』
ユイ『あんたがA誘拐した後、ホソクが仕事だってフォローしたんだからね!白状しなさいよ』
あ…そうだった…親睦会で他の部署の人が沢山居たんだった
HK『ジンヒョンが、Aちゃんは僕のだもん!とか言うからそれはそれで大変で…多分Aちゃんジンヒョンの取り巻きから睨まれるかもね』
ホソクさんの言葉に今度は私が打ちひしがれてしまった…
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はな(プロフ) - 未緒さん» 未緒さん、本当ですか?ほっこりしていただけましたか?あー、嬉しいです! (2018年9月24日 16時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - BTS好きなユリです。さん» ユリさん、私なんかからの返事で喜んでもらえるならいくらでも返しますー!私もこうしてコメント下さるのが本当に嬉しくて♪♪あぁ、本当に私の話を気に入ってくれる人がいるんだなーって、励みにもなります。これからも是非、よろしくお願いします。 (2018年9月24日 16時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
未緒(プロフ) - 素晴らしく幸せで楽しいお話でした〜。ユンギのお話 また期待しています。 (2018年9月21日 18時) (レス) id: a7a22d3f8f (このIDを非表示/違反報告)
BTS好きなユリです。 - はなさん» こちらこそコメントありがとうございます!是非読ませてもらいます!本当に返信が来ていて発狂しましたwありがとうございます! (2018年8月22日 21時) (レス) id: b11a370236 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - BTS好きなユリです。さん» コメントありがとうございます。今でもこうして読んでくださる方がいてとても嬉しいです。ユンギさんの話もう1つあるのですが、よかったら読んでみて下さいね! (2018年8月22日 21時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2017年11月3日 0時