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宿舎に帰り着いたのは朝方で
ヒョンとそれぞれの部屋に入った
ベッドに入ってから、事務所からもらったAの資料を読む
ジフンがAの曲を聴いていた時に
日本版IUって言ったけど冗談抜きでそうだったようだ
いやそれ以上かもしれない
俺がまだ練習生だった頃にデビューしたAは
ドラマもバラエティも歌もきっちりこなしてきている
ライブで俺らが目指すあの大きな会場を1人で埋められるなんて
俺は…とんでもない人と出会って、妙な契約をしてしまったのかもしれない
携帯で動画を探すとそれは確信に変わる
ジフンが言っていた通りだ
『格差ありなんて言われたりして…』
明日日本で出るという記事は、熱愛発覚と言うよりは
いい友達関係から恋に発展しそうだ！と言う感じで
お互い多忙で時間がない中過ごしたのはカフェで飲んだ1杯のドリンクだった
みたいな…サヤが嫌な内容ではないと言っていたから
きっと大丈夫だろう…きっと…
起きて状況がどう変わるのか…そんな不安を抱えて目を閉じた
思いの外熟睡できて、すっきりした身体でリビングに行くと
何故かいるメンバー…ジフンは居ないから
多分疲れて作業室で寝たんだろうと推測できる
SG『ねぇ…ヒョン…本当…なの？』
スングァンは信じられないと言わんばかりの顔で聞いてくる
DN『ヒョンもしかしてあの時助けてくれた人？』
『うん、彼女がたまたま芸能人だっただけだよ』
メンバーはあの時の事を知っている
DK『でも、凄い人…だよね？』
『そうだね…みんなには迷惑かけるかもしれないけど…』
JH『それって？』
SC『事務所は否定しないから』
SG『じゃあ…』
『お前みたいにこっそりは出来なさそう』
できれば俺も純粋に恋したかった
殆どの事が明るみに出るような恋愛ではなく
自分の好きな人と、少しずつ気持ちを膨らませて
通い合って、本当に充たされた気持ちで恋愛したかった
JH『なんで否定しないんだよ』
SC『これで否定するのも変な話だろ？それにスニョンが日本で遊び歩いてるって思われるのもよくないし』
クプスヒョンが状況を把握している事に
メンバーはそれなりに感じ取っているのだと思う
この恋は…お互いの気持ちとは別のところからスタートしているんだって
SC『正直、ペンもどう反応するか分からない…俺らだけはスニョンの味方でいてあげたいんだ』
JH『そんなの当たり前だろ！』
その言葉にホッとした
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はな(プロフ) - mkinspritさん» コメントありがとうございます。読んでもらえるだけで私は嬉しいので、これから暇な時には読んでいってやって下さい。ホシくん初めてなので、上手く書けなかったら…許して下さいね！ (2021年1月3日 2時) (
レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - はじめまして^_^いつも楽しく読ませていただいています！はなさんのお話の展開力にグイグイ惹かれます！ホシくんのこのお話もこれからが楽しみ過ぎます。連載、はなさんが書きながら一番楽しみながら頑張ってくださいね^_^ (2021年1月3日 1時) (レス) id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2021年1月3日 1時
