6 ページ6
副社長『お前の彼女は日本の歌手、まだ付き合いだしたばかりだから温かく見守ってくれってこっちからはコメント出す』
何を冷めた顔して人の恋愛を淡々と話しているんだろう
そんな馬鹿げた話、黙って頷ける訳がない
『いや…無理だよ、そんなの…無理だってばー！』
紙を握りしめたまま副社長室から飛び出した俺は
バンッ
『ジフーン！やべぇよ！助け…』
ジフンの作業室に逃げ込んでいた
WZ『ぁぁぁぁあああああ！！！！！』
サヤの頬に手を伸ばして、見るからに甘い雰囲気だったジフンは
どこからそんな声出るんだ？って位の低い声で
『ごめん！なんか邪魔だった…よね？』
タイミングの悪さに謝るしかない
サヤ「邪魔じゃないよ？スニョンも一緒にご飯食べよ！」
サヤは優しくそう言ってくれたけど
WZ『ったく、鍵かけときゃよかった』
ジフンはめちゃくちゃ不機嫌、それでも
WZ『で？何かあったの？』
飛び込んできた俺の泣きそうな顔を見て話を聞いてくれた
『何か…俺彼女出来ちゃって…でもその人の事よく知らないし…どうしたらいいの？』
ジフンは訳分からないと言わんばかりの顔して動きが止まって
サヤ「仕事？とか？」
サヤも俺の話についてこれないでいる
『サヤそろそろ呼び出しくるよ…』
そんな事を言っていると本当にサヤの携帯が鳴って
相手が副社長だったから、サヤは慌てて会議室に向かっていった
WZ『だいたい知らない人が彼女ってそんな馬鹿な話ないだろ？お前まさか…成り行きとか』
『んな訳ないじゃん！でも彼女で公開するってさっき副社長に言われたんだよ』
WZ『で？その相手は誰なんだよ』
『なんか…なんか…日本の…歌手？』
WZ『は？』
俺の話を聞いたジフンはどんどん混乱していく
そりゃそうだ…俺だって混乱しているんだから
俺が握りしめていた記事を見たジフンは
ますます混乱していた
WZ『サヤが戻ってきたら読んでもらおう』
記事の中身が分からなきゃどうもできないと言って
ジフンは俺を宥めてきて、少しだけ落ち着いた時
SC『スニョン、ここにいたんだ…ジフンも、一緒に会議室行くぞ』
ちょっと青ざめて息を切らしたクプスヒョンがきた
WZ『俺も？』
SC『俺だけじゃ頭回んないんだよ』
2人に連れられて仕方なく会議室に行くと
呼び出されたサヤたちが、副社長と一緒に難しい顔をして座っていた
副社長『お前の事なんだから逃げるな！』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 528人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はな(プロフ) - mkinspritさん» コメントありがとうございます。読んでもらえるだけで私は嬉しいので、これから暇な時には読んでいってやって下さい。ホシくん初めてなので、上手く書けなかったら…許して下さいね！ (2021年1月3日 2時) (
レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - はじめまして^_^いつも楽しく読ませていただいています！はなさんのお話の展開力にグイグイ惹かれます！ホシくんのこのお話もこれからが楽しみ過ぎます。連載、はなさんが書きながら一番楽しみながら頑張ってくださいね^_^ (2021年1月3日 1時) (レス) id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はな
| 作成日時：2021年1月3日 1時
