5 ページ5
『日本でも人気？その人』
「多分、人気かな？その人の顔とか見た事ないの？」
『ジフン…あ、友達が踊りも凄いカッコいいって言ってたけど俺は曲だけしかまだ聴いてなくて…今度動画探そうかな？って
Aは？よく聴く曲ないの？』
そう言うとAはうーん…と考えている
「特に好きなアイドルがいる訳じゃないけど…あ！VERY NICEって曲知ってる？確か…SEVENTEENってグループが歌ってるんだけど
元気欲しい時はいつもその曲聴くの！あの曲聴くだけで元気になるんだ！」
まさかAの口から俺らのグループの名前が出るなんて思わず
ビックリしてしまった
「人数凄い多いよね、スニョンくん知ってる？」
『そりゃもちろん…知ってるよ』
さすがに知らないなんて嘘はつけない
「名前とか全然分からないし、顔も全然覚えてないんだけど
凄くダンスが上手い人が沢山いるよね」
『あー、そうだね』
このままセブチの話をされるとボロが出そうな気がして
『Aは何年生まれ？』
思わず話題を変えた
「96年、スニョンくんは？」
『え？俺も…じゃあ呼び捨てしてよ』
「呼び捨て？」
『スニョンでいいよ、もう友達でしょ？』
「友達、そうだね！じゃあスニョンって呼ぶね！」
楽しい時間はあっという間って言うけど
気付いたら2時間位経っていて
『遅くなったね、帰らなきゃ』
「そうだね」
お互い渡した荷物を持ってお店を出た
「帰り大丈夫？」
『うん、ヒョンが近くにいるから迎えきてくれる』
「そっか、じゃあスニョン…またね！」
『またこっち来る時連絡していい？』
「もちろん！私も韓国行く時は連絡するね！」
『うん、美味しいもの食べに連れてくよ！』
お互い少し名残惜しそうに話していると
マネヒョンが乗ったタクシーが来て
手を振って別れた
韓国に戻って暫くすると、いきなり副社長から呼ばれた俺
こうやって1人呼び出される時はあんまりいい話じゃない
少し嫌な予感がしながら事務所に行くと
副社長『スニョン、悪いけどお前に彼女作る事にした』
『…は？え？なんて？』
副社長『明日からお前は公開恋愛するんだよ』
『え？ちょっと意味分かんない…俺彼女いないよ？』
全く意味不明な話をされて混乱していると
副社長が俺の前に紙を置いた
日本語で内容は分からないけれど
そこに写っていたのは…俺だった
Aに会った日の…俺
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 528人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はな(プロフ) - mkinspritさん» コメントありがとうございます。読んでもらえるだけで私は嬉しいので、これから暇な時には読んでいってやって下さい。ホシくん初めてなので、上手く書けなかったら…許して下さいね！ (2021年1月3日 2時) (
レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - はじめまして^_^いつも楽しく読ませていただいています！はなさんのお話の展開力にグイグイ惹かれます！ホシくんのこのお話もこれからが楽しみ過ぎます。連載、はなさんが書きながら一番楽しみながら頑張ってくださいね^_^ (2021年1月3日 1時) (レス) id: 2a8565ccfe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はな
| 作成日時：2021年1月3日 1時
