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『A、隣歩いて大丈夫？』
しばらくして聞くと
「大丈夫だよ？」
サラッと答えてくれて安心した
「ねえ…聞いてもいい？」
立ち止まったAは僕をじっと見る
『何？』
「ジミンは…私の事好き、なの？」
真っ直ぐ見てくる目は少しだけ潤んでいて、触れたい衝動にかられる
『好きだよ！好きじゃなきゃ、好きじゃなきゃあんな事しないよ！』
ムードも何もない道の真ん中で、僕の声が響く
『誰にも取られたくない、性格悪いかもしれないけどAを手離したくないから…色々考えて…その、ごめん』
「何が？」
『Aの事傷つけたって分かってるし、変に駆け引きしたりしたから…それは悪かったって思ってるけど、でもこんな自分も悪くないって思ってる』
「そっか…」
また歩き出したAを追いかけて振り向かせる
『人の気持ち確認するだけしてなんだよ！』
少し声を張って言うと、Aの目から涙が出ていて固まってしまった
『な、なんで泣くの？そんな迷惑だった？』
「ちが…、って…あの…まさかって思ってたから…ビックリした」
『多分僕の方がビックリしてるけど…』
「いや、久々に会えたから調子乗って…何かごめん」
僕の告白なんて完全スルーで、放心状態なAになんでか謝られて
僕はどうすればいいのか全く分からない
それから微妙な距離感を持ったまま、Aのマンションまで行くと
「あ、送ってくれて…ありがとう…みんなによろしく…じ…じゃあ…」
ペコッと頭を下げてエントランスに入っていくAに
『連絡するから！無視…しないでよ？』
大きい声で叫ぶと
コクンと頷くだけで消えていったA
『え…何？どういう事…？これどうしたらいいの？』
しばらくエントランスのベンチに座り込んで動けなくて
状況を飲み込む事ができなかった
そのまま宿舎に帰ると、ジウヌナが1人キッチンにいて
JW「ちゃんと送ってきた？コーラ飲む？」
僕の前にコーラが出される
『Aに、私の事好きなの？って聞かれた』
JW「うん、それで？」
『好きだって言ったら、泣いて帰っちゃった…』
JW「え？」
『だよね…僕状況飲み込めない…Aは？結局Aはどうなの？って聞けなかった』
そう言ってコーラを飲み干すと、ジウヌナはいつもの優しい笑顔
JW「ジミンやっと素直になれたんだね」
そう言って頭を撫でてくれて…少しだけ落ち着く事ができた
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はな(プロフ) - 。。。さん» ありがとうございます♪ゆっくりすぎてごめんなさい。 (2018年8月14日 12時) (
レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
。。。 - 更新待ってます！頑張ってください！ (2018年6月30日 1時) (レス) id: e78905168a (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - コットンさん» コットンさん、コメントありがとうございます♪ほんわか温かいのがお似合いのジミンだからこそ…ちょっと違う感じにしようと思ったのですが…自分で言うのも何ですが、難しい！ (2018年4月22日 23時) (レス) id: e2f11cdd70 (このIDを非表示/違反報告)
コットン(プロフ) - きゃー（照）ついに自分のものマークつけちゃいましたね！！続きが楽しみです！ (2018年4月22日 4時) (レス) id: 8f67290b98 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - みかさん» みかさん、コメントありがとうございます。なかなか更新できないのですが…最後まで読んでいただけたら嬉しいです。ジミン、これからどうしましょうか？ (2018年4月17日 7時) (レス) id: e2f11cdd70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年3月26日 1時
