17-YOU ページ17
『大丈夫だよ？Aが僕だけを大事にしてくれればいいんだから！じゃあまた連絡するね！』
ジミンは私の頭を撫でると笑顔でそう言って帰って行った
魂抜かれたみたいに私はその場に立ち竦んで、熱を持ったままの首元を触る
「あ、ジフン…来るんだった…」
帰りながらもジミンの言葉がずっとループしていた
『僕からさきを盗む奴は絶対許さないから』
意味が全然分からない
私を盗むってどういう意味？私とジミンって…友達じゃなかったの？
私が知っていたジミンは…今のジミンとは違う
「そうだよね…大人になったし…あんな大変な世界で生きてるんだもん」
ブツブツ独り言を言いながら家に帰ると
電気がついていて、チキンの匂いが漂っていた
WZ『あ、Aおかえり』
「ジフン早かったね？」
そのままストンとジフンの前に座ると、一瞬目を見開いたジフンは私にチキンを差し出した
「ありがと…ジフンご飯は？」
WZ『ある？』
「うん、チンするね！」
何故かチキンにはコーラとご飯なジフンの為に
買い溜めしてあるレトルトのご飯をチンして渡すと
何も言わずに黙々と食べるジフン
「宿舎に連絡は？」
WZ『した…Aの部屋で仮眠してまた作業室に戻るって』
「また戻るの？」
WZ『寂しいの？』
「たまにはゆっくり休んでよ…」
デビューした頃から、セブチの運命を背負って生きてきてるような
目に見えない圧力を常に感じながら生きてるような
それでもペンの前で歌って踊るのが好きなジフンが
いつも自分に鞭打ってるように見えて
心配で仕方ない
WZ『落ち着いたらデートする？』
「え？」
ジフンの口から始めた聞いた デート って言葉
チラッと私を見てチキンにかぶりつくジフンを見たら
「うん、デートしよ！」
何だか嬉しくて、そう返事をした
WZ『ジミンヒョンってさ…Aの事大好きみたいだね？聞いてたから知ってたけど、Aと再会してから何か雰囲気変わった』
もぐもぐしながらそんな事を言い出すジフンを見て
さっきまでのジミンを思い出す
「ジミンも…会ってない間に大人になったんだねー」
WZ『何それ』
「たまにそう感じる時があるだけ」
ちょっと怪訝そうな顔をするジフンに笑いかけると
WZ『何があっても…どうなっても…Aが必要な事に変わりないから、離れていこうなんて考えないでね？』
真っ直ぐ私を見たジフンに言われてしまった
.
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はな(プロフ) - 。。。さん» ありがとうございます♪ゆっくりすぎてごめんなさい。 (2018年8月14日 12時) (
レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
。。。 - 更新待ってます！頑張ってください！ (2018年6月30日 1時) (レス) id: e78905168a (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - コットンさん» コットンさん、コメントありがとうございます♪ほんわか温かいのがお似合いのジミンだからこそ…ちょっと違う感じにしようと思ったのですが…自分で言うのも何ですが、難しい！ (2018年4月22日 23時) (レス) id: e2f11cdd70 (このIDを非表示/違反報告)
コットン(プロフ) - きゃー（照）ついに自分のものマークつけちゃいましたね！！続きが楽しみです！ (2018年4月22日 4時) (レス) id: 8f67290b98 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - みかさん» みかさん、コメントありがとうございます。なかなか更新できないのですが…最後まで読んでいただけたら嬉しいです。ジミン、これからどうしましょうか？ (2018年4月17日 7時) (レス) id: e2f11cdd70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年3月26日 1時
