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「そうだったんですか…」
『ジミンにバレてからはあいつに親みたいに小言言われてたよ…なぁ、お前とジミンってなんな訳?』
不思議そうに聞かれるけど
「ただの同期で…1番仲がいいだけです」
それ以外の何でもない
『ジミンの執着結構面倒なんだぞ?』
「ジミンは優しいから…」
そんな風に普通に会話していたかと思えば
ユンギさんがパジャマのボタンを1つ外した
「え?え?」
『布団で隠れてどうせ見えねぇよ』
「でも…////」
『なぁ…Aすっげぇ大事な事忘れてね?』
2つ目を外しながら言われる
「な、何ですか?」
『俺、お前の裸もうとっくに見てるし…なんなら毎回丁寧に拭いてやってたから触りまくってるんだけど?』
一気に赤面して胸元のパジャマを握りしめると
ユンギさんは笑っている
『何気にしっかりある気持ちよさそうな胸も見てるし、胸のちょっと下…ここら辺?にある可愛いホクロだって見てる』
また下から手を入れられてホクロのある位置に触れられる
「き、清く正しい…ッ…」
私の言葉を止めるようにキスをしてくると
『十分健全だよ、好きな女抱きたいって思うの当たり前だろ?』
握りしめる手を外され
ボタンを全部外すと、ユンギさんの手が背中に回って
ぎゅっと引き寄せられた
『やっぱAの素肌気持ちいいな…』
「あの…ユンギさん」
『これ以上なんもしないって言いたいけど、1つだけお願い聞いてくれる?』
もうかなり恥ずかしいのに、一体何をお願いするのかと思ったら
『1つだけ…お前の身体に俺の印つけてもいい?』
耳元で甘く響いてくる
『だめ?』
腕の中で首を振ると、少し離れたユンギさんは
私の胸元に顔を埋めた
チクッとする感覚と、ユンギさんの唇の感触で全身が麻痺してしまいそう
『次は多分我慢できねぇな…』
そう呟きながらパジャマを閉じていく
『100日…それまで待つから…その時はあの下着つけて俺に抱かれて?』
「予約制…ですか?」
って…もう三ヶ月経ってるから…
「100日ってすぐじゃ?」
『あ…バレた』
ユンギさんはまた私を抱きしめてクククッて笑う
「ユンギさん紳士なのか変態なのか分からないです」
『だから、男はみんな変態だっつーの!ほら、ゆっくり寝ろ』
ユンギさんはぶっきらぼうに言うと頭を撫でてくれていた
凄く…凄く大事にされてる気がして
幸せだと全身が感じていた
.
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はな(プロフ) - KBさん» KB様、コメントありがとうございます。今でもこうして読んで下さる方がいて嬉しいです。私もこのお話のユンギさん大好きです。(いや、ユンギなら何でもいいんだろ?なんですが) (2021年9月27日 0時) (レス) id: 1f844e58dc (このIDを非表示/違反報告)
KB - とっても面白かったです!素敵なお話ありがとうございました。ユンギさんサイコー( ☆∀☆) (2021年9月26日 16時) (レス) @page50 id: 5f0961fe40 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - そうだったんですね!いつか出来上がるのを楽しみにしています! (2020年6月14日 22時) (レス) id: 9c1023239d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 有香さん» コメントありがとうございます。今のところ考えてなくて…これの続編とかだと…結婚後とかですよね?短編でその後特集しようかな?と思った事はあるのですが、最近なかなか更新できないでいるので考え中です。 (2020年6月14日 22時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 続編とかってありますか? (2020年6月12日 13時) (レス) id: 2580593c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2018年1月15日 19時