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JM『こんなのおかしいって分かってる?普通じゃないよ?』
車の中でユンギさんと言い合いをしてしまったのが原因で
事情を話す羽目になると
ジミンはめちゃくちゃ怒ってしまって
ユンギさんと2人たじたじになってしまった
「分かってる!分かってるけど、決めたのは私だから…ジミンそんなに怒らないでよ…」
JM『僕はもうAに悲しい思いさせたくないの!』
入社したころ彼氏がいて、別れた時いつもジミンが慰めてくれてた
JM『Aの事、ちゃんと幸せにしてくれる人と次は付き合うんだよ?』
そう言っていつも隣で笑ってくれてたから、ジミンの気持ちは有難いくらいだ
JM『Aを泣かせたら…社員に全部バラしますからね!あと、その契約書見せて下さい!』
ユンギさんは素直に契約書をジミンに渡し
一通り目を通したジミンはため息をついた
JM『清く正しい健全な交際って…とりあえずちゃんと守って下さいね!僕が見張ってるの忘れないで下さいよ?』
ジミンはそう言って帰っていった
「はぁ…ジミン怖かった…」
『そもそもお前が見合いなんてするからだろ…』
ソファーでぐったりしていると、またユンギさんにお見合いを蒸し返される
「契約前に決まってた事だから仕方ないじゃないですか!」
『とにかく!お見合い禁止!二股禁止!…にしても…ジミンってお前に惚れてんじゃねぇの?』
ユンギさんは好き勝手言うと私をジーッと見た
「ジミンが?そんな訳ないじゃないですか」
『そんなの分かんねぇだろ?お前可愛いんだし、仲いいじゃん』
サラッと可愛いなんて言われて顔が赤くなってしまう
「ジミンは…彼女いますから」
下を向いて答えると
『マジかよ!…俺秘書の事もなんも知んねぇのな…』
ユンギさんは下を向いて考え込み
恥ずかしくでどうもできない私は
「ちょっと…部屋で休みますね」
自分の部屋に逃げ込んだ
ユンギさんがお見合いの場所に現れてから
心臓のバクバクが全然治まらなかった
『こいつと付き合ってるんですけど…俺の家がちょっと厄介で、まだAのご両親にも報告してないんですよ…だからお見合いの話がきたんだろ?』
『ったく仕事も一緒で本部長って呼ぶ癖直らないんですよコイツ…部屋にいる時みたいにユンギって言えばいいのに…』
『遊びのつもりはない…ちゃんと大事にするつもりだから』
偽装なのに、嘘の彼女なのに、俺のって言われてるみたいだ
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はな(プロフ) - KBさん» KB様、コメントありがとうございます。今でもこうして読んで下さる方がいて嬉しいです。私もこのお話のユンギさん大好きです。(いや、ユンギなら何でもいいんだろ?なんですが) (2021年9月27日 0時) (レス) id: 1f844e58dc (このIDを非表示/違反報告)
KB - とっても面白かったです!素敵なお話ありがとうございました。ユンギさんサイコー( ☆∀☆) (2021年9月26日 16時) (レス) @page50 id: 5f0961fe40 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - そうだったんですね!いつか出来上がるのを楽しみにしています! (2020年6月14日 22時) (レス) id: 9c1023239d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 有香さん» コメントありがとうございます。今のところ考えてなくて…これの続編とかだと…結婚後とかですよね?短編でその後特集しようかな?と思った事はあるのですが、最近なかなか更新できないでいるので考え中です。 (2020年6月14日 22時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 続編とかってありますか? (2020年6月12日 13時) (レス) id: 2580593c69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はな | 作成日時:2018年1月15日 19時