28-YG ページ28
テテだか何だか知らねぇけど許嫁なんて言い出して
俺といる時とは違う雰囲気出すもんだから一気に不機嫌になって
Aに当り散らしていたら
『なんだよ…ジヒョじゃねぇか』
いきなり後ろからジヒョに抱きつかれていた
JH「オッパやっと見つけた」
『離れろよ』
JH「え？やーだー」
前から好きだ好きだと言われてはいたけど
俺は全くジヒョに興味がなく
寧ろ、この甘ったるい感じが苦手で仕方ない
良く見ても妹としか思えないのが本音
JH「オッパ…もしかしてこの人？オッパの彼女」
ジヒョがAの事を聞いてきて、答えようとしたら
「社長秘書をしております、Aと申します…イ会長のお嬢様ですよね？」
Aが秘書トーンで挨拶をした
JH「早くオッパと別れてくれない？オッパと結婚するの私だから」
『おいジヒョ…』
年下のくせにAに喧嘩売るような事を言うから止めようとしたのに
「ジヒョさん、それは私が決める事ではないので…ユンギさんを説得なさってはどうでしょうか？ユンギさんが別れると言うなら黙って従いますので、では失礼します」
Aは落ち着いた感じで淡々と話すと頭を下げてジミンたちの所に戻っていってしまう
『離れろって言ってんだろ！』
テヒョンって奴といい、ジヒョといい
邪魔で仕方ない
JH「オッパ、あんな人とさっさと別れてよー」
『うっせーな、例え別れてもお前とは付き合わないし結婚もしねぇよ』
JH「でも私の方がオッパの事絶対好きだよ？」
それでもうだうだ言ってくるジヒョにイライラが溜まっていっていると
JM『本部長！』
ジミンが来てくれてホッとした
『言っとくけど俺が惚れて付き合ってんだから、地球がひっくり返ってもお前には惚れねぇ』
トドメの一言を言えばジヒョは顔を歪ませ、ジミンに頭を下げて離れて行った
『来てくれて助かった…もうすぐで怒鳴り散らす所だった』
ため息をついてジミンに言うと
JM『さっきのはフェイクですか？本音ですか？』
怪訝そうな顔で聞いてくる
『何が？』
JM『俺が惚れて付き合ってるって言ったじゃないですか、契約の為のフェイクですか？』
『本気だって言ったらどうすんだよ』
真っ直ぐジミンを見て言うと
JM『これ以上Aをおもちゃ扱いしたら本部長でも許しませんから』
真顔で言って戻っていった
でも、俺にはそんなのどうでもよくて
早くAとマンションに帰りたくて仕方なかった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2911人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はな(プロフ) - KBさん» KB様、コメントありがとうございます。今でもこうして読んで下さる方がいて嬉しいです。私もこのお話のユンギさん大好きです。(いや、ユンギなら何でもいいんだろ？なんですが) (2021年9月27日 0時) (
レス) id: 1f844e58dc (このIDを非表示/違反報告)
KB - とっても面白かったです！素敵なお話ありがとうございました。ユンギさんサイコー( ☆∀☆) (2021年9月26日 16時) (レス) @page50 id: 5f0961fe40 (このIDを非表示/違反報告)
ユカ(プロフ) - そうだったんですね！いつか出来上がるのを楽しみにしています！ (2020年6月14日 22時) (レス) id: 9c1023239d (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 有香さん» コメントありがとうございます。今のところ考えてなくて…これの続編とかだと…結婚後とかですよね？短編でその後特集しようかな？と思った事はあるのですが、最近なかなか更新できないでいるので考え中です。 (2020年6月14日 22時) (レス) id: 1f6dba33e1 (このIDを非表示/違反報告)
有香(プロフ) - 続編とかってありますか？ (2020年6月12日 13時) (レス) id: 2580593c69 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はな
| 作成日時：2018年1月15日 19時
