運命という絆で３第一章ー璃月編ー【原神】【男主】 (ページ43)

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鍾離の話を静かに聞いていたリアンは何故、タルタリヤが葬儀屋に助けを求めたのかが解らない

そもそも、「往生堂」に助けを求め、「迎仙儀式」を行うのに彼にとってのメリットが解らないのだ

この事件は、七星が何か裏で噛んでいる気がする

「俺にとって、「ファデュイ」はあくまで資金援助をするだけの存在だ。俺の望みは、璃月の伝統が人々に忘れられないことにある。」

鍾離は、懐からそれはまぁ多額のモラを取り出し、蛍達にタルタリヤが最初に提供してくれた資金だと話す

多額のモラを見て、感嘆の声がパイモンから出てきた

「さあ、行こう。儀式の準備の第一歩は…神に釣り合う最高品質の「夜泊石」を見つけ出すことだ。」

この中で一番、璃月を知っている鍾離に案内してもらい「夜泊石」のあるであろう店へ向かった

その店は「解翠行」、ふくよかな体型のオーナーが目印の店である

「お客さん、「解翠行」へようこそ。「天然石」で運試ししてみませんか？」

「安くて、面白い！その上、ひと儲けできるかもしれませんよ？」

『その口ぶりだとただの悪徳商人にしか聞こえないんだが？』

リアンの鋭いコメントに、オーナーは苦笑を浮かべた

もともと、蛍達は「天然石」が欲しいわけではなく、「夜泊石」が欲しいのだ

「品質は少なくとも「燭照」級のものが必要だ。」