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北国銀行に着くと、先程と変わらずとして前にタルタリヤが立っていた
彼はにこやかに「絶雲の間はどうだったかな？」と問いかけた
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「…なるほど。」
「削月築陽真君、理水畳山真君、留雲借風真君、降魔大聖…」
「うん、「ファデュイ」も把握していない名前がいくつかあったね。」
「お礼に、君にいい情報を教えてあげよう。」
タルタリヤ曰く「神の死に対する七星の反応が興味深い」らしく
岩王帝君暗殺事件の真犯人が見つからない限り「仙祖の亡骸」を目にする事は許されないとのことだ
しかし、岩王帝君が暗殺されたとき儀式を見ていた人の数が多く例え、七星であっても噂を止めることは出来ないだろう
それがタルタリヤの考えだ
「仙祖の亡骸？」
「璃月の通説では、岩王帝君も仙人だからね。」
「岩神は契約の神であり、仙人たちの祖とも呼ばれているんだ。」
「全ての「三眼五顯仙人」は、過去に璃月を守る契約を結んでいるんだよ。」
タルタリヤの言葉に蛍達は納得した
今まっで会って来た仙人たちが璃月のこととなるとすぐに行動に移したのは岩王帝君との契約があったためだったか
璃月を守るからには仙人たちには「責任」と「その資格」があるとタルタリヤは話す
「――――もし璃月を管理する七星に問題があったら、それを非難する資格がね。」
タルタリヤは続けた
岩王帝君の魂が天に召されたとしてその亡骸を何故七星は隠そうとするのか
そんなやり方は蛍達は受け入れることが出来ない
元々、蛍達が璃月に来た理由は岩神に会うためにここへ来たのだ
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作者名：菊春 | 作成日時：2022年8月20日 18時
