運命という絆で３第一章ー璃月編ー【原神】【男主】 (ページ15)

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理水畳山真君がこちらの話を聞いてくれたことを嬉しく思いながら

蛍はある気になる事を彼に聞いた

「そう言えば、ここの琥珀って…」

「知ってるぞ！あれは仙人の仙力だろ！小説とかに書いてあるみたいに…」

「羽根を草木に、唾液を滝にって感じで、あの琥珀もきっと同じ原理なんだろ！」

パイモンの言葉に、「燕の巣…」「燕の巣か…？」と2人は静かに思った

だがしかし、理水畳山真君がパイモンの言っていることを理解出来ない様子ではあったが

琥珀については、「踱山葵」と呼ばれる花だそうだ

「この花の大部分は地中に埋まっている。これを踏むと琥珀が生み出され、侵入者を閉じ込める仕組みになっている。」

「ここに隠居して以来、山の静寂を求めるためにこの花を至るところに植えた。」

「おかげでここ数年侵入者を数多く排除してくれている。だが、たまに珍妙なものも閉じ込めることがあるが…」

珍妙なもの…スライムのことだろうか

もしかしたらこの琥珀は生きているのか、そのようなことをパイモンが聞くと

理水畳山真君は肯定の意を見せた

「もし私が軽率にこの山を離れれば、罪の無い命まで傷つけてしまうかもしれない」

「それらの処理を済ませたら発つ。お前はもう行くがよい。」

そう言い残し、彼は羽を羽ばたかせこの場を去った

後、絶雲の間に居る仙人は「留雲借風真君」だけだ