運命という絆で３第一章ー璃月編ー【原神】【男主】 (ページ2)

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第一章ー「浮世浮生千岩間」ーページ2

璃月に着くと、モンドと違った街並みである

街並みを眺めながら、パイモンは言った

「岩神に会いたいなら、チャンスは一年に一度きりだぞ。」

「吟遊野郎が教えてくれなかったら、今年の「七星迎仙儀式」は見逃すところだったな。」

安心したようにしているパイモンに蛍は聞いた「時間は知ってるの？」

蛍の問いにパイモンはしどろもどろに話していると、蛍は次にリアンに聞いた

「リアンは知ってる？」

『いや、知らない』

しどろもどろに答えようとしていたパイモンを他所に、リアンは潔く知らないことを伝えた

この世界の事情を知らない蛍ならまだしも、元々この世界の住人である２人が知らないならどうすればいい

パイモンは「璃月に着いたのだからこの街の人々に聞いてみよう」と提案する

彼女は思い出したように蛍に言った

「岩神「モラクス」だけど…」

「知ってるか？オイラたちが使ってる「モラ」は、その神の名前が由来なんだ。」

岩神モラクスにとってモラは、彼の血肉である

モラという形で、人間の労働、知恵、未来を保証しており、それを背くとすれば、

モラクスの血肉を汚すこととなる

とある、書籍でこう書かれていた

「オイラたちみたいな余所者が璃月が岩神の名をそのまま呼んだら、すぐに「無礼な余所者」扱いされるから気をつけろよ。」

「だから、ここが璃月の人たちと同じように「岩王帝君」って呼ぶようにしとけ」

『ちなみに、璃月の人達はみんな、敬意を込めて彼を「岩王帝君」て呼んでいるんだ。』