運命という絆で序章ーモンド編ー【原神】【男主】 (ページ33)

今日:7 hit、昨日:29 hit、合計:44,383 hit

・ページ33

順調に進んで行き、この神殿の最深部にある石碑を風魔龍から奪うことに成功した

少し、ぐったりした様子のアンバーが嬉しそうに口を切る

「これで少しはジンさんの役に立てたと思う。」

「以前なら、城内の安全を死守することはできた。」

「それもジンさんの力があればなんだけど…」と付け足す

しかし、今さっきまでの嬉しそうな様子ではなく真剣な様子で

「でも今、風魔龍がモンド城内を直接襲うようなことがあったら…」

「「風向きが変わったのなら、策も考えるべきよ。」」

明るく天真爛漫な彼女には違う雰囲気の言葉に蛍は「いい言葉だね」と伝えると

アンバーはその言葉は「リサさんの口癖だ」と伝える

『へぇ、彼女らしい良い口癖だな。』

「そうだよね！」

リアンの言葉に尊敬できる先輩を褒められて嬉しいのか彼の言葉に賛同すると、

思い出したように「あっ」と声を出し、思い出したことを蛍達に告げた

「そうだ、前に話した「四風守護」の話だけど―――」

「過去の歴史に興味があったら、リサさんに聞いてみるといいよ。」

続けて、聞いていないのに「自分が歴史が苦手なわけではない」という遠まわしに「苦手」っと言ってるような発言と

「図書館司書の方が偵察騎士よりも歴史に詳しいし」っとだけを付け加えるアンバーに何とも言えない空気が蛍達に漂った