運命という絆で序章ーモンド編ー【原神】【男主】 (ページ12)

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森を出てモンドの町が見えた直後

「ねぇ―――あんたたち！待ちなさいっ！」

こちらに近づく足音と声に立ち止まる一同

その声の主は3人の目の前の左から飛び出して現れてその少女の飛んだ姿に見惚れ？ていると

着地し終えた少女がこちらへ近づく

「風神のご加護があらんことを。」

「第二の言葉がそれか」っとリアンは言いたくなった

その言葉を飲み込み、彼女を見つめると

「わたしは西風(セピュロス)騎士団の偵察騎士、アンバーよ。」

アンバーと名乗った少女は蛍とリアンを交互に見て2人に問う

「あんたたち、モンドの人じゃないよね？身分の証明はできる？」

「落ち着いて、怪しい者じゃないんだ―――」

「怪しい人は皆そう言うわ」

怪訝な表情で3人を見つめるアンバーに蛍は自身の名乗る

その名前にアンバーは呟く

「…ここら辺の地域じゃ、めずらしい名前ね。」

「それと、あんたは？」

『ん？オレ？オレはリアン』

アンバーに聞かれたリアンは蛍同様に渋ることなくあっさり答える