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「私次の駅だから。
今日は本当にありがとう。
来週はよろしくお願いします。」
「こちらこそよろしくお願いします。」
お互いお辞儀し合うと「じゃあね」と言って席を立った。
「Aさん！」
呼び止められて振り返る。
「拓弥でいいよ。」
「え？」
「俺もAって呼ぶ。」
「...あ、わかった。」
そんな会話をしていると電車が駅に着き私はホームに降りた。
電車の中にいる「拓弥」に手を振ると
ニコッと笑って手を振り返してくれた。
なんだ、このむずがゆさ。
「拓弥でいいよ」ってシンプルだけどすごくキザに聞こえた。
なんだかニヤニヤしてしまう。
音楽を聴こうと携帯を取り出してあることを思い出す。
部活中かなと思いながらも私は電話をかけた。
『...もしもし！』
「おい、お節介。」
『うわっ。お、俺先に謝ったからな。』
なんのことか言わなくても
太陽は気づいているらしい。
「頼んでないんですけど。」
『ごめんなさい...
でも、拓弥ほんまにいい奴で！』
「わかったよ。」
『え？』
「いい奴だった。
...ありがとう。」
私の言葉に電話越しだけど嬉しそうなのが伝わってくる。
『えー、ほんま良かった！
お節介が役にたったー！！』
「今回はね！もういいからね！
部活は？」
『ミーティング終わってこれから着替えるところやった！
ほんまに嬉しいわ！部活頑張れる！！』
「はいはい、頑張ってね。じゃあね。」
電話を切って携帯をぎゅっと握る。
気分がフワフワする。
スキップしながら帰っちゃいそう。
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もが(プロフ) - しかおさん» しかおさんの作品がほんとにすきでずっと読んでました！！これからもしかおさんのペースで更新していってください(*^-^)楽しみにしてます！ (2017年7月27日 14時) (
レス) id: 0497bf3a71 (このIDを非表示/違反報告)
しかお(プロフ) - もがさん» はじめまして！前も読んでくださったみたいでとても嬉しいです(;o;)少しずつにはなりますがまた読んでください！！ありがとうございます！ (2017年7月25日 1時) (レス) id: c0553540a3 (このIDを非表示/違反報告)
もが(プロフ) - しかおさん！はじめまして！またお話書いてくださって嬉しいです！！これからも頑張ってください！応援してます！ (2017年7月22日 13時) (レス) id: 3e6dbe84fa (このIDを非表示/違反報告)
しかお(プロフ) - しろねこさん» ありがとうございます！拙い文ですがまたぜひ読んでください！！ (2017年7月22日 11時) (レス) id: c0553540a3 (このIDを非表示/違反報告)
しろねこ - めっちゃおもしろいです。 (2017年7月20日 9時) (レス) id: 3fd9df3329 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しかお
| 作成日時：2017年4月12日 0時
