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「どうしたんだい?こんなに泣いて…」
「何でも…無いです」
嫌だ、今は誰とも話したく無い。
「はぁ…おいで、人目につきたく無いんだろう」
「…ごめんなさい…ありがとうございます」
太宰さんは私の手を掴み、
人気の少ない公園へ連れて来てくれた。
「さぁ、話してごらん」
「…」
「私は無理に聞こうとは思わないけど、
Aちゃん自身、言わなくても辛く無いかい?」
「わ…私…私は…」
駄目だ。また涙が出て来た。
「良いよ。ゆっくりで、
落ち着いたら、話してくれる?」
「はっ…いっ……う…うぅ…」
私は太宰さんに頭を撫でられた途端
「わあああああああああああああああ」
何かが心の奥から溢れ出た。
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いずでく - 冬音さんの作品が大好きです!!今回のも少し泣けました(;;)とても面白かったです!敦くんの小説で感動したの初めてです……。こんなに素晴らしい作品を、どうもありがとうございました!! (2019年4月30日 1時) (レス) id: d575adfd26 (このIDを非表示/違反報告)
冬音(プロフ) - ユナさん» 有難うございます!見ていただけるなんて…嬉しくて死にそうです0(:3 _ )〜こちらこそたくさんコメントありがとうございました! (2017年7月7日 18時) (レス) id: 24c430e211 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 冬音さん» そうなんですか。ではそちらも拝見させていただきます。お疲れ様でした! 連コメ失礼致しました。 (2017年7月7日 18時) (レス) id: 8f8a6b3fb6 (このIDを非表示/違反報告)
冬音(プロフ) - ユナさん» 一応此処で終わりなんですが、なんかもうちょっと書きたい…って思ってるので、他のキャラで似たような題名で書きたいなーと思っております! (2017年7月7日 18時) (レス) id: 24c430e211 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 冬音さん» いや、もうほんと道化師のところで息詰まりました。最終章だからそろそろ終わりですか? それとも、まだ続くのでしょうか。 (2017年7月7日 18時) (レス) id: 8f8a6b3fb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬音 | 作成日時:2017年4月3日 18時