◎彼氏が出来ない理由-其ノ三- (ページ9)

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再び大阪ページ9

2/15 金曜日

時間あったら大阪市内でメンバーで集まろとは言うてたけど…

「なんだまた実家に集合してんの！？」

望「あけちゃんがおいでーって」

また実家に勢揃い。
木島兄弟も勢揃い。

そんてもってわたしには言わなきゃいけないことがあるのである。

神「ん？どした？その指」

前回同様あけちゃんのお手伝いをしてる神ちゃん。そんな神ちゃんにバレた。

ひぇー、バレた。むしろバレない方がおかしいんやけど。
わたしの利き手である左手の中指、薬指、小指は包帯がぐーるぐる。

奏「ちょーっと！どうしたん！？その指！？大丈夫！？」

お前は小瀧か…
でも心配してくれたからお姉ちゃん嬉しい…(？)

「この度わたし木島Aは」

涼「はよ言えや」

桐「相変わらず冷たいなぁ笑」

「骨折っす」

濵「へぇ骨折…骨折って？あの、骨折！？」

陽「骨折！？」

人生四回目の骨折。
一回目は小五の時、リレーの練習で盛大に転んで腕骨折。
二回目は中二の時、なんの時やったか忘れたけどみんな居ってどっかに躓いて足骨折。
三回目は引きずり落とし事件の時。