◎彼氏が出来ない理由-其ノ三- (ページ47)

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重岡side

少し人通りの多い所に来るも
木島は相変わらず変装なし。

木島曰く
"変装してもバレるんやったら変装しいひんほうがまし"
って力説して淳太に軽く怒られてたな笑

重「なんか欲しいもんあるん？」

「それが今のところなくて～…」

重「えっ、そうなん？」

「ん。だからさ～しげの時間ちょうだいっ」

重「お前さぁ…
いつからそんなこと言うようになったん？笑」

「さあ？」

重「小瀧やったら絶対鼻の下伸ばしてるからな？笑」

前の俺やったら嫌や！とか言うてたんやろうけどな。

「てか、しげさぁ！」

重「木島声でかいねん！バレるわ！」

「しげもでかいし！木島とか呼んでるあたりでもうバレてるし！」

周り見渡せばクスクス笑ってる人が
ちらほら居って。
恥ずかしいわ、ほんま笑

あ、せや。

重「じゃあさ、呼び方変えてみる？」

「今更？なに、大毅？みたいな？」

重「A？」

「違和感しかないやん笑」

重「今日一日名前呼びにしようや笑」

しょーもない提案して自分で自爆なんやけど笑

「照れるしげちゃんかぁわい」

重「しげって言うてもうてるやんか笑」