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自転車を押す作間くんとセミの声と夕日
…なんか、よく分かんないけどエモいってたぶんこう云うのを言うんだろうなあ。
なんて思ってたら、「そうだ」って作間くんがこっちを見た。
「ん？」
作「体育祭の競技、決まった？」
「まだー、さくちゃんは？」
作「決まったよ、障害物走になっちゃって」
「それはどんまいだ…」
うちの学校はある意味リレーより障害物走の方が盛り上がる。
二人三脚でスタートするにも関わらず途中で足紐をほどいてそれぞれでゴールを目指すというめちゃくちゃなとこもだし、
二人三脚の状態で平均台を渡らされたり
最終的に取った紙によって運命が違いすぎる借り人だったり
…作間くんあれに出るのかあ、可哀想に。
作「俺じゃんけん弱いんだよなあ」
「弱そう」
作「弱そうってなんだよ(笑)」
傷ついたー、って。
かわいいなあ、、、
作「Aちゃんはあれか、フォークダンスか」
「あー、そういえばそっか」
作「俺も出るんだよねたぶん」
「なんで？」
作「男女の比率合わせのために運動部が駆り出されるのー」
「そうなんだ…さくちゃんとできたらいいなあ」
作「俺もAちゃんまで回れるように頑張る」
「どうやって何を頑張るの？(笑)」
気合い…？なんて言ってる作間くんに笑ってたら、
後ろから�� A？ �瓩辰得爾�した。
「え…」
『やっぱAだ』
作「…Aちゃん？知り合い？」
「え、と」
なんで？
振り向いたら、ここにはいるはずない人が立ってて
なんで？どうして？って、聞きたいことはたくさんあるのに
喉がカラカラになって言葉が出ない。
『…まさか俺のこと忘れた？』
「…優斗くん」
『あ、よかった』
久しぶりい！って優斗くんはニコニコしてるけど
元カレってこんなに普通なものなのか。
作間くんを見たら、心配そうにこっちを見てて
元カレ、って小さい声で伝えたら、
少しだけ、作間くんの目が揺れた。
作「えっと…俺 先帰ろっか？」
「え、」
『そんな気ぃ使わなくていいよ！あれ？ってなって声かけただけだし、じゃあねA』
「え、うん、ばいばい」
…なんだったの。
私も困惑してるし、こんな場面を見せられた作間くんだって同じはず。
「なんか、ごめんね」
作「んーん、帰ろっか」
なんで、このタイミングかなあ。
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RlNA - 那須雄登と浮所飛貴妊娠話が見たいです (3月27日 1時) (
レス) id: cfab229797 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - さくまくんの小説で1番好きなので再開されるなんて嬉しすぎて嬉しすぎて！！楽しみにしてます！！ (2019年12月2日 20時) (レス) id: 7cf2b2ad2f (このIDを非表示/違反報告)
なな - 久しぶりに戻ってきたら明日から更新して下さるそうでとても嬉しいです！ (2019年12月2日 0時) (レス) id: 516e5ca59b (このIDを非表示/違反報告)
chAp(プロフ) - ゆゆさん» お忙しい中、教えて頂き本当にありがとうございます！早速読ませて頂きます！これからも応援しています！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: 678ee8bce3 (このIDを非表示/違反報告)
れしゅあ(プロフ) - ゆゆさん» わざわざ教えて下さりありがとうございます！楽しく読ませて頂きます！ (2019年10月1日 18時) (レス) id: f99b151d9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆ
| 作成日時：2019年8月22日 8時
