【d!】殺戮者だけど文句ある？ (ページ3)

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にページ3

「答えて。」

『何人かだなんて分かりません、気づいたらこの手で殺しているんですよ。何人もの人を。何十人もの人を。』

「…そうか。…ねぇ、殺し屋とかしたことある？」

その人の目は、私の正体を知っていると言っているかのような目だった。

『あの、もう分かってるなら言ってください。私が誰なのか。』

男の人は、優しく微笑みながら言った。
気味悪いなぁ。

「A・ノワール。これがキミの名前かな？」

『そうっすけど。…これから私をどうするんすか。殺します？』

「え？そんな物騒なことしないよ。まぁ、うちの総統次第だけどね…」

『で、貴方の名前は？私だけ名乗るって貴方が感じ悪いみたいですけど。』

「あぁ、そうだよね。僕の名前はしんぺい神。ここ、我々国の要塞専属医師を務めてる。」

我々国？
我々国の総統ってグルッペン･フューラー？
てか、我々国って戦争国じゃねーか。

『我々国…。我々国の総統っすか。…会ってみたいっすけど。』

「でも怖いよねぇ。発作。…やっぱり僕が話しておくよ。」

『はい、よろしくお願いします。』

ところで、何を話すんだ？