有能 ページ14
『神兄…どういうこと？意味はないのに理由があるっておかしくない？』
僕は疑問に思った。少し言葉が足りないのだろうか、おかしい気がした。
「あー、ちょっと言葉が足りなかったかな。正しくは…本当はみんなが冷たくする意味はないのに、いつのまにか嘘の理由が出来上がっちゃった、って感じかな。」
酷いよね、と最後に付け足し、話は終わった。だが僕は質問を続けた。
『姉さんは反論しなかったの？他の人は姉さんを助けなかったの？』
質問が多いね、と神兄は微笑んだ。
嫌そうな声色でもないので、すぐに答えを言ってくれた。
「そんなこと、できる状況じゃなかったらしいよ？僕は出張でいなかったから分からないけど。」
いなくたって分かるくせに。僕は心の中でそう呟いた。なんでもお見通しなんだから。
『…そうなんだ、でも僕がみんなを元に戻してみせるから…。』
「ノレハくんなら大丈夫だね、きっと。でも困ったらすぐ呼んで？」
僕と神は狭い医務室で、そう話した。
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綯斗 - 今のところ生きているのは四流で当たっているのか,,,,,,,,?まぁ、それは置いといて。とても面白かったし、楽しかったです! (2022年9月4日 17時) (
レス) @page34 id: 20234e81c5 (このIDを非表示/違反報告)
すまいる - コメント失礼します。この作品すごく好みです！これってエミさんは中間って感じですかね、、、？ハピエンじゃなくて面白かったです！ (2021年11月14日 0時) (レス) @page24 id: a6dda1ffd4 (このIDを非表示/違反報告)
紗柿(プロフ) - 流玖さん» ありがとうございます！もし宜しければ違う小説も作っているのでよろしくお願いします (2019年7月5日 21時) (レス) id: 1a7abc7277 (このIDを非表示/違反報告)
流玖 - 面白かったッス！新作期待してます！ (2019年7月4日 21時) (レス) id: 937032789b (このIDを非表示/違反報告)
紗柿(プロフ) - ナイフぅさん» 私の好みのものにしたくてできたものですので、お褒め頂きとても嬉しいです、ありがとうございます！ (2019年7月3日 6時) (レス) id: 1a7abc7277 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗柿 | 作成日時：2019年2月6日 20時
