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「・・・。」
どうしたらいいものか・・・。
王子サマ3人が、つぶれてしまったようです。
「ごめんね、Aちゃん(笑)」
「だ、大丈夫です(笑)」
なんとか、二人で3人を起こして、目の座っている彼らをタクシーに乗せた。
「あ、そうだ。これ。連絡して?」
そういって、渡されたのは二宮くんの番号とアドレス。
「い、いんですか・・・?」
「え?ダメなの?」
「いや・・・芸能人だし・・・」
「あぁ(笑)じゃあ、登録の名前わかんないようにしといて?」
「ん、はい。」
「ダーリンでもいいよ(笑)」
「二宮くんっ///!!」
「はいはい(笑)冗談だよ。」
「もぅ・・・」
「んじゃね、また来るよ。」
ふっ、と彼が私に近づいて。
ちゅっと冷えたおでこに、キスされた。
「ちょっ・・・///」
「ふふ、ばいばい。」
そう言って、さっさとタクシーに乗り込んで、去っていく。
「・・・ずるいよぉ・・・。」
本当に・・・
こんなことされたら期待しちゃうよ?私。
自惚れちゃってもいいの?
なんて、問いかけても誰も答えてくれるはずないけど。
綺麗な字が並べられた小さな紙を、大事にポケットにしまい込む。
「いい、のかなぁ・・・?」
よくないよねぇ・・・。
とか、考えてる私も、気づけばケータイを握ってて。
登録・・・しちゃおっかな。
だって、連絡してって言ってたもんね??
それを、無視するのはよくないし!!
そう、そうだよ!!
「ぉしっ!!!」
何に対してかは分からないけど、とりあえず気合を入れてみる。
それから、登録するのに1時間以上もかかったって言うのは・・・誰にも内緒。
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☆心愛★(プロフ) - 智奈♪さん» ぜひ続編にも遊びに来てくださいね^^ (2014年10月26日 11時) (レス) id: a3984eae09 (このIDを非表示/違反報告)
☆心愛★(プロフ) - 桐谷快斗さん» ありがとうございます(^^♪ (2014年10月26日 11時) (レス) id: a3984eae09 (このIDを非表示/違反報告)
☆心愛★(プロフ) - 詩織さん» ??ありがとうございます(笑) (2014年10月26日 11時) (レス) id: a3984eae09 (このIDを非表示/違反報告)
智奈♪(プロフ) - 読みました!めっちゃキュンキュンでした!続編楽しみです (2014年10月20日 0時) (レス) id: 54ec245aa6 (このIDを非表示/違反報告)
桐谷快斗(プロフ) - 読みました~すっごく面白かったです! (2014年10月19日 11時) (レス) id: 5348c0eed1 (このIDを非表示/違反報告)
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