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『消えますか?』


そう私はたしかに言った。

「死にたくない。死にたくない!!」

そう返答された。
そんなの聞いてない。

『消えますか?逃げますか?』

この2択だけなのだ。
簡単だろう?

「コイツラを殺しに来たんだ。ここで死ぬわけには・・・」

______ザクッ

「っ・・・」

私は相手の唇を切った。

『もう一度聞きます、これがラストチャンスですよ?
消えますか?逃げますか?』

「っ・・・」

______バンッ 引きこもり隊に向けられた銃口。

「ハハハッ どうだ、もう打っちゃったなぁ〜」

『大丈夫です、その玉はもう軽いものに入れ替えてありますから』

「クソッッ!!」

相手は相当大きな声でいうから、部屋にその声が響き渡る。

『黙ってください、その子達が可愛そうでしょ?
いくら依頼だからって、殺しちゃいけないものは殺しちゃいけないんです』

「クソッ!!」

______ダッ

走っていった。
これで一安心。


『これで一安心ですね。引きこもり隊さん』

?「いや君、殺し屋でしょ?一人減っただけでこっちは有利でもなんでも無いよ。」

?「そうそう、君も殺すんでしょ?僕達を、」

?「あの演技って、自分の獲物を渡さないからしたんでしょ?」


あぁ、そうか。
この人達は私を知らないから、こんなに声が震えているんだ。
こんな事を言うんだ。

『大丈夫ですよ、もう私の依頼は完了しましたし、』

?「かん・・・りょう?」

『はい!完了しました!』

?「俺たち殺されてないっちゅうのに?」

_____puuuuuu

『マスター、終わりました、ですが如月組は殺せませんでした。
言葉で勝ってしました』

<了解>

___ブチッッ

-----------------
続く。→

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作者名:奏唄(仮) | 作成日時:2021年11月9日 19時

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