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今日も依頼はやってくる。
『え＿＿っと・・・』
〈今日の依頼の内容〉
・引きこもり隊を殺す。
・数人いる。
・そこで合流する如月組も殺せ。
『うわっ、無理すぎる』
よし、場所に行かなくちゃ。
『如月組に思い知らせなくちゃ』
如月組は、殺したい人だらけが集まった厄介なグループだ。
この私が思い知らせなくちゃ。
＿＿＿＿＿＿ガチャッ
そうやって私はドアを開ける。
誰もいない。
『あの・・・』
刀はしまってある。
見たら多分騒ぐから。
「あれー？この人ってカタノ？」
あ、この人如月組の一人だったやつ。
『絶対獲物は渡しませんよ』
絶対殺させませんよ。
『依頼はちゃんと成功させる、それがルールですし』
人はちゃんと生きさせる、それが当たり前ですし。
＿＿＿＿＿＿ダッ
私は走る。 相手に負けないように・・・
＿＿＿＿＿＿ガチャッ
一斉にドアを開ける。
『こんにちは引きこもり隊さん、私はカタノです。よろしくおねがいします』
ここはあえて刀を振り回してにっこり笑顔を作ろう。
「おれは如月組の遊矢だ、遊ばせてもらうでっ！」
『！』
遊矢は引きこもり隊の人に銃を向ける。
危ないっ
？「もしかして・・・殺し屋・・・？」
？「え・・・死にたくない！」
『あ・・・』
守らなくちゃ、、、守らなくちゃ！
「皆死んでしまえ！！」
『ふんっ！！』
＿＿＿＿＿＿ぶんッ
私は遊矢の顔面をブッ蹴る。
意外とスッキリするな←
「何すんだよ！！」
『如月組の遊矢さん、ここでこの人達を殺させません、』
「え？ お前、殺し屋のカタノだろ？」
『はい、それは違っていませんよ』
私は刀を遊矢に向ける。
顔面の額ギリギリだ。
？「ヒッ！！」
ごめん、今はこうさせて？
『私は殺し屋を殺しにきた殺し屋です。この人達は絶対、自分の命を賭けてまで守ってみせます。』
『ここで貴方、如月組の遊矢さんには消えてもらいます。
どうしますか？逃げますか？
消えますか？』
「・・・」
このときの私の顔は怖かったかもしれません。
目はいつもより一層死んでいて、光さえも吸い込んでしまっていたかもしれません。
けどそんなのは良いんです。
この人達に、死んでしまった人の絶望を味わってもらわなくちゃ。
刀を相手の額につける。
傷が付き、その傷から血が出ている。
さぁ、どうしてしまおうか。
わたしは普通の人よりも、貴方みたいな人を殺したいんです。
そう思う殺し屋は、少し特殊なのでしょうね？
ぜったい、失くしてみせますよ？
殺し屋の皆さん＿＿。
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作者名：奏唄（仮） | 作成日時：2021年11月9日 19時
