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ピコン、と通知音を聴いてロックを解除すると。
[ チキン ]
[ 頑張って上手くやり ]
なんて。
親切にしようとしてるのか貶そうとしてるのかよくわからない
大倉からのメッセージ。
靴を履いて外に出ると、もう大倉と丸山くんは出てて。
｢待たせちゃってごめん、｣
｢ええよぉ、そんなの｣
なんて、ふわ、って。
丸山くんが笑いかけてくれる。
会話、できた...！
そんな気持ちを込めて大倉を見てみると。
ふっ て微笑んで。
｢あ、俺センセに呼び出されててん、忘れとったぁ｣
｢待っとこか？｣
｢んーん、ええわ、先帰っといて〜｣
カッコよく踵を返して、手を振ってきた。
また、通知がきて。
手の中の携帯を見ると。
[ ガンバレ ]
やっぱ、結構イイ奴。
｢おおくら、またな〜｣
って言って手を振る丸ちゃんに便乗して、
わたしも手を降っておく。
｢じゃ、帰ろか、...Aちゃん｣
｢...うんっ｣
丸山くんと並んで歩いて、校門を出る。
背の高い彼は、
私の歩く速さに合わせてくれてるんだと、思う。
しばらく、沈黙が続いて。
｢なぁ、｣
と丸山くんが口火を切った。
｢あの、言いにくいんやけど...｣
なんだか照れているような彼を不思議に思うと。
｢毎日、俺のこと見てくれとるって...ホンマ？｣
顔ねつ熱がぶわっと集まった気がした。
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そるとさうんど(プロフ) - すごく面白かったです！更新楽しみにしてます。 (2016年1月21日 19時) (
レス) id: 18cc1db912 (このIDを非表示/違反報告)
淋兎(プロフ) - ∞キュウソまぐまぐ∞さん» コメントありがとうございます！わわわ、嬉しいです...！キュウソネコカミさんの曲はまだ聴いたことがないのですが、今度聴いてみたいと思います！ (2015年10月13日 23時) (レス) id: c6cb689a5e (このIDを非表示/違反報告)
∞キュウソまぐまぐ∞ - 私もエイトとKANA-BOONとキュウソがすきです！ (2015年10月13日 23時) (レス) id: 0fe8342ca0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琳兎 | 作成日時：2015年9月9日 18時
