猫アレルギーの私が転生して猫になった【名探偵コナン】

最強のラッキー ページ42

「白雪ちゃん、今日も看板娘頑張って！」




ポアロに行くといつも笑顔で私を抱き上げたりして出迎えてくれる梓さん




「君、貰い手が見つかってよかったわね」




ツンデレ警察24時なこの世界で最初に出会った由美さん




「あら、あなた……また会えたわね」




ボインなお姉様で演技じゃない笑顔を向けてくれるベルモット




「リカーか…」




私にコードネームを着けてくれちゃった危ないけど意外に私を撫でる手つきは優しいジン




「お散歩中ですか？アイリーン
久しぶりですね」




私に対しても敬語で私をペット誘拐犯から助けてくれた笑顔の耐えない爽やかなトリプルフェイスの安室さん




「あぁ……今日はコンタクトの調整日か
待てアイリーン、俺も行く」




スパタリなシャーロキアンでよく毛並みを整えてくれる黒ニットこと赤井さん




「あらもう来たの？早かったわね
おいでアイリーン

コンタクト、いれてあげるわ」




一度私に本音をいってくれたカラコンをいれたり健康診断までしてくれるチート研究者の哀ちゃん




「白ちゃんお帰り！
どう？コンタクトはいれてもらえた？」




私が保健所に連れて行かれるところを助けてくれた一番に名前をくれた天使(ネーミングセンスは別として)蘭ちゃん




「お、アイリーンじゃねーか

お前もシャーロック・ホームズの映画、見るか？」




私的には一番会いたくなかった死神で弱点がレーズンな小学生のコナン君






私がこの世界で出会ってきた人はみんな優しかった

そりゃあ拳銃を突きつけられたり死神のせいでホイホイ体質になったのか誘拐されそうになったりはしたけど

案外猫も悪くない
むしろ楽しいくらいで






「アイリーン！帰るぞー」







あーはいはい愛しの蘭姉ちゃんに会いたいんですね分かります

いつも通りの帰り道
私はこのガキンチョの後ろを歩く

西日が眩しくて
影が長く延びて




「(あぁ、平和だ……)」




だからしばらくはこのまま平和に暮らせたらいいなー

何て思ってしまうわけです









【猫アレルギーの私が転生して猫になった】


完結




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