●俺を見て＃3 ページ6
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京本 ｢北斗にばっかり構うからだよ？｣
『別に構ってたわけじゃねえよ』
京本 ｢もー！俺が風呂入ってる時にイチャイチャしないでよ！！｣
『だからしてねえって！！』
よほど離れたくないのか、ギューッと強く抱きしめてくる。髪の毛が濡れてるから首に水が落ちて冷たい。無理やり引っペがして｢髪乾かせ｣と言うが、このわがまま坊ちゃんは言うことを聞かない。
『風邪ひくよ』
京本 ｢Aが乾かして？｣
『じゃあドライヤー持ってきて』
京本 ｢はーい！｣
嬉しそうに洗面台へ向かって、すぐドライヤーを持って戻ってきた。こういう時の行動力は素晴らしいな、ほんと。
『はい、座って』
胡座をかいて目の前の床をぽんぽんと叩く。上機嫌に座った大我は、そのまま体を後ろに仰け反らせて私に寄りかかってきた。これはいつもの事だから特に何も言わないけど距離が近いんだよ。
京本 ｢んふふ、気持ち〜｣
『あー！！こら！！頭くっつけんな！！濡れるし乾かせないだろーが！！』
京本 ｢やだー！｣
『やだじゃない！！』
ギャーギャーとさっきまでと全然違く騒がしいが、かわいらしい大我に一人微笑む。こうやって素直に甘えてきてくれるところが好きだ。
『はい、終わったよ』
櫛でさーっと梳かして言うと、いきなり後ろを振り向いて飛びついてきた。そのまま押し倒されるように床に倒れる。
『い、痛い、！』
京本 ｢ギューッてしたい気分なの！！｣
『ははっ、なにそれ(笑)』
京本 ｢Aもギューってして！！｣
『ん、はいはい』
こういうじゃれ合いもすごく好きで大切で、そしてかけがえのない時間だから、大我への気持ちを込めてギュッと背中にまわした腕で強く抱きしめた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
その頃の北斗
松村 ｢(なんであいついきなり切ったんだ……？俺喋りすぎた？……ま、いっか)｣
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ティー(プロフ) - 紺さん» くあ〜〜！！嬉しいですッ！！！！しかも最初から読み返して下さったとは......有難いです(；；)次章も頑張ります！ありがとうございます。 (2021年5月6日 21時) (
レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - つい最近一番最初から読み返したばっかりだったから、伏線回収されてるのちゃんとわかりました！！次の章も楽しみにしてます〜！ (2021年5月6日 14時) (レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - maru05032さん» またコメントありがとうございます！無事合格できて良かったです(；；)時間ある時に書いて、更新していきますね。これからもよろしくお願いします。 (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - すーさん» お待たせしてしまってすみません(；；)今頭の中京本くんだらけなので(笑)更新頑張ります！ (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» ひなた様お久しぶりです。また書けるようになったので更新していきます！お待たせしてしまってすみません(_ _) (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティー
| 作成日時：2020年5月15日 9時
