●僕が僕じゃないみたいだ*＃9 ページ39
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季節が流れるのは早いもので、もう15歳、高校生になった。
変わったことといえば、友達が出来たこと。
もう4年も続けていれば自ずと後輩はできていくもので、中には私を慕ってくれる子もいた。
きょもと慎太郎に関しては、変わらず。ただ、私のきょもへの想いが変わったくらいだ。
もう高校生ともなれば、自分の気持ちに敏感になるし、気づきたくないことまで気づいてしまう。
ジャニーズなのに、特定の男の子に恋心を抱いてしまっていいのだろうか。
その想いに気づいてから、毎日のように考えていた。
そもそも、私が誰かを好きになるなんて思ってもみなかったのだ。だからたくさん悩んだ、頭がぐちゃぐちゃになるくらい。
＿＿＿＿＿＿もういっそのこと、辞めてしまえばいい。
森本「………は？」
『……慎太郎には言っておこうと思って』
森本「マジで言ってんの？辞めるとか…」
『……うん、もう決めたことだから』
ジャニーズなのに好きな人が出来てしまったから、罪悪感でいつも
何もかも中途半端なんだ。歌もダンスも、アイドルも恋愛も。
森本「それ、きょもに言ったの？」
『……いや、言ってない』
森本「ならせめて、言いなよ。自分の気持ち」
『………うん』
果たしてそれは私の恋心を指しているのか、それとも辞める趣旨を指しているのか。
どちらにせよ、きちんと話をしろというのが慎太郎の言い分らしい。
森本「Aが決めたことなら反対したくないって思ってたけど、」
『……顔怖いよ』
森本「辞めないで。………ま、俺が言ったところで変わんないと思うけどね、Aの性格を考えると」
『………うん、ごめん』
結局最後まで、慎太郎には迷惑をかけてしまった。
そのまま別れ、きょもの元へと向かった。
森本「……………きょもなら大丈夫かな」
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ティー(プロフ) - 紺さん» くあ〜〜！！嬉しいですッ！！！！しかも最初から読み返して下さったとは......有難いです(；；)次章も頑張ります！ありがとうございます。 (2021年5月6日 21時) (
レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
紺(プロフ) - つい最近一番最初から読み返したばっかりだったから、伏線回収されてるのちゃんとわかりました！！次の章も楽しみにしてます〜！ (2021年5月6日 14時) (レス) id: 3408c8acc6 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - maru05032さん» またコメントありがとうございます！無事合格できて良かったです(；；)時間ある時に書いて、更新していきますね。これからもよろしくお願いします。 (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - すーさん» お待たせしてしまってすみません(；；)今頭の中京本くんだらけなので(笑)更新頑張ります！ (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» ひなた様お久しぶりです。また書けるようになったので更新していきます！お待たせしてしまってすみません(_ _) (2021年4月23日 14時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティー
| 作成日時：2020年5月15日 9時
