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▽嫉妬 ページ16

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_月曜の朝

今日は週一の休みなので、もちろん朝練もない。

なので、いつもよりゆっくりめに学校へ行った。

『ねっむ......あー、国見ちゃんで癒されたい』

その願いが通じたのか、前方には国見ちゃんの姿が。

『国見ちゃーーー............ん?』

さっきまで1人でいたのに、いつの間にか隣に女の子がいた。

しかもかわいい子

『うおっ、あの子かわいい』

って、それどころじゃないだろ!自分!!
国見ちゃんの隣に女子がいる!!なんだろ、あんまいい気分しないんだけど。

『タイミング悪......』

走って彼の元へ行こうとしたが、やめた。なんか、嫌な女って感じするじゃん。
......むかつく

諦めてトボトボと歩く。
すると、私に気づいたのかその女の子を置いてこっちに来た。

「Aさん、おはようございます」

そういつも通りのかわいい笑顔で言う。
いつもなら嬉しいけど、隣にいた女の子に意識が集中してしまう。

「一緒に教室まで行きましょ?」

私の違和感に気づいたのか、手を握って歩き出した。

.


.


沈黙。気まずい。
どうしよう、何喋ればいいんだ?

そんな沈黙を破ったのは、国見ちゃんだった。

「Aさん」

『ん?』

「さっきのこと、気にしてます?」

『うっ、い、いやー別に?』

「図星ですか」

バレたか。

「別に何もないので安心してください」

『......』

「Aさん?」

『めんどくさいって、思った?』

「え?」

『や、やっぱ何でも..「嫉妬ですか?」っ!!』

そんなニヤニヤした顔で見ないでよ!

『だ、だって......』

「かわいいですね、顔真っ赤ですよ?」

そう言うと、頬に指を添えてくる。
触れられて、思わずビクッとしてしまう。

『や、恥ずかしいんだけど...』

「俺的には嬉しいですけどね?」




_____もっと俺に夢中になって下さいよ

▼目覚めの口づけ→←・



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ティー(プロフ) - KASYUUKIYOMITUさん» ありがとうございます!最近スランプ気味なので頑張ります(*^^)v (2018年8月17日 18時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
KASYUUKIYOMITU(プロフ) - やばい…この小説神ですか…国見かっこよすぎる!これからも頑張ってください^^* (2018年8月17日 18時) (レス) id: f1fed586ff (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ショウキチさん» ありがとうございます!!!がんばります! (2018年8月1日 16時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
ショウキチ(プロフ) - 国見ちゃん可愛すぎて死にそう……!更新楽しみにしてます! (2018年8月1日 16時) (レス) id: 1461db6dde (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!!!がんばります!!! (2018年7月26日 22時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティー | 作成日時:2018年6月2日 11時

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