●その温もりを＃3 ページ45
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『はぁ、なんか二人といると気が紛れるわ』
松村「…ねむい？」
ジェス「俺の肩貸すよ！なんちゃって！！」
『じゃ、遠慮なく』
ジェス「え、」
柔らかい雰囲気を纏っている彼らといると、気持ちがゆるゆるになる。それに、だんだん眠くなってきた。今まで気を張りつめていたから、何も考えずゆっくりできるこの空間が私は好きだ。
ちょっとばかり高い位置にある肩に頭を預ける。私の行動に北斗もジェシーもびっくりしている。ごめんね、今だけは甘えさせてほしい。
ジェス「大我に殺されそう……」
松村「自分から言ったくせに」
『嫌ならやめる』
ジェス「そのままでいいから！」
『………そ、』
少し慌てているジェシーに、かわいいなと笑みがこぼれる。メンバーの末っ子組だけど背が高くて頼もしいから、久々にこの感情を抱いた。やっぱり年下はかわいい。
それに、たまにはこういうのもいいかな。だって私、メンバー大好きだし。
そう思ったらなんだか泣けてきて、涙を流さないように目をぎゅっと瞑った。
✦
京本side
イヤホンをさして音楽に夢中になっていた。だから、Aがジェシーの肩に凭れていたのに今気づいたのだ。
いつもならモヤモヤするところだが、今日はちょっと違う。
京本「A……？」
愛しいその名前を呼ぶと、少し眉根を寄せるA。前々から思っていたけれど、顔色があまり良くない。
大丈夫？って聞くと、必ず大丈夫って答えるんだ、昔から。だから、Aから頼ってほしいって思っている。でも、体調が悪化したら嫌だ。
『ん………』
ジェス「あ、起きた」
ずっとジェシーの肩に寄りかかっていたから、ごめんと一言謝っている。そして、目の前にしゃがんでいる俺を見て、ちょっと泣きそうな顔をした。
…………俺がそんな顔、させたのかな。
『……………きょも』
京本「………わっ、」
まるで俺の温もりに縋るかのように、Aは俺をギュッと強く抱きしめた。
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ティー(プロフ) - ひなたさん» いつも温かいコメントありがとうございます！毎回更新鬼遅くて申し訳ないです、、一日でも早く更新できるよう頑張ります☺️ (2022年10月5日 13時) (
レス) id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 久しぶりです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨定期的に見たくなって読ませていただいてます。毎回感動してます😭自分のペースで更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年8月3日 20時) (レス) @page46 id: 554c15bc5e (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» コメントありがとうございます！今も尚読んでいただけてとっっっっても嬉しいです！！！！これからも頑張りますのでよろしくお願いします(๓´˘`๓) (2022年6月1日 19時) (レス) @page39 id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - やっぱり面白いですね!いつも更新されると嬉しい気持ちでいっぱいです( ¨̮ )💕 (2022年6月1日 18時) (レス) id: 554c15bc5e (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» 返信遅くなってすみません。いつもコメント頂きありがとうございます！！！今日からまた更新頑張ります*(°̀ᗝ°́)و (2022年6月1日 11時) (レス) id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティー
| 作成日時：2021年5月6日 22時
