●次はあなたに＃5 ページ27
.
松村「俺、ひとりで抱えんなって言われた」
田中「俺も、助けてって言わなきゃ分かんねえって怒られたわ」
�眞蓮峅兇魯瀬鵐垢琶�かんないところあったら教えるからすぐ言えって言われたな」
ジェス「あ、俺はあれだ。おまえはおまえのままでいいって言われた」
森本「俺は人に頼ることを覚えろって怒られた」
京本「ね、みんなAに助けられたの。でもさ、Aは自分のことはどうでもいいって感じでしょ？」
『うっ、』
確かにそうかもしれない。今のみんなの言葉を聞いてかなり恥ずかしかったが、あんなこと言ってたのに自分は何一つしてねえじゃんって。そう気付かされた。
悩みを打ち明けることも、助けてってお願いすることも、全然出来ていなかった。
松村「おまえは一人じゃない。頼れ馬鹿野郎」
『一言多い気がする』
�眞蓮屬い筺∨姪佑慮世δ未蠅世福�
口は悪いが、表情は柔らかく温かい。
本音を言えば、怖かったのだ。誰かに頼ったりすることが昔から苦手で、頼り方がイマイチ分からない。
でも相手に頼られないと怒ってしまう、クソ面倒くさい性格なのだ、私は。
それなのに、嫌な顔ひとつせず支えてくれるメンバーたちには、本当に頭が上がらない。
自分ひとりでもどうにかなると信じて疑わなかった私だが、実際迷惑をかけたのだ。
『……ごめんなさい』
田中「許す」
森本「はやっ」
田中「俺は今の、Aが甘えてくれたって勝手に捉えてるから」
『……あっそ』
ジェス「あ、照れた」
『照れてないから』
いつもの調子に戻ってきたと実感する。やっぱり、塞ぎこまないで吐き出した方が気が楽になるし、メンバーとの絆も深まるのかもしれない。
笑い合う私たちに、不機嫌な人が一名。
京本「もー！！俺怒ってるからね！！」
『……うん、ごめん』
京本「Aが甘えるのとかそういうの苦手だって知ってる。だから、少しづつでいいから頼ってほしい」
『……頑張る』
京本「ま、及第点かな。はい、じゃあぎゅうして！！」
『はいはい』
�眞蓮峽覿匹修譴犬磴佑┐�」
すべてを頼るのはまだ難しいけれど、彼が言ったように少しづつ、自分の思いを出してもいいかなと思えた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1893人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ティー(プロフ) - ひなたさん» いつも温かいコメントありがとうございます！毎回更新鬼遅くて申し訳ないです、、一日でも早く更新できるよう頑張ります☺️ (2022年10月5日 13時) (
レス) id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 久しぶりです(๑•̀ㅁ•́ฅ✨定期的に見たくなって読ませていただいてます。毎回感動してます😭自分のペースで更新頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧ (2022年8月3日 20時) (レス) @page46 id: 554c15bc5e (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» コメントありがとうございます！今も尚読んでいただけてとっっっっても嬉しいです！！！！これからも頑張りますのでよろしくお願いします(๓´˘`๓) (2022年6月1日 19時) (レス) @page39 id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - やっぱり面白いですね!いつも更新されると嬉しい気持ちでいっぱいです( ¨̮ )💕 (2022年6月1日 18時) (レス) id: 554c15bc5e (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - ひなたさん» 返信遅くなってすみません。いつもコメント頂きありがとうございます！！！今日からまた更新頑張ります*(°̀ᗝ°́)و (2022年6月1日 11時) (レス) id: 100798e6ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ティー
| 作成日時：2021年5月6日 22時
