黙れ私の口 ページ16
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ドキドキと高鳴る鼓動を抑えようと深呼吸をする。私の教室まで迎えに来てくれるらしい。なんてできた後輩なんだ。
もちろんソアとジミンには報告済みである。ソアには手出すなよと言われ、ジミンには引かれないように変態隠しとけよと共に散々なことを言われた。
おまえら私のことをなんだと思ってんだよ。
JK「すみません、遅くなりました」
『ううん、待ってないよ』
JK「……帰りましょうか」
『…うん』
お互い緊張しているのか、少しぎこちない。隣を歩くチョンくんは可愛い顔をしているが体はガッチリしているし男の子って感じる。
足が長いから歩くの早いはずなのに、私に合わせてくれているのも嬉しい。こりゃモテるなとひとり納得した。あ、でも告白は鉈を振り下ろすみたいな断り方だったな。
それに、あの感じ、女子苦手なのかな。聞いてもいいのだろうか、地雷かもしれない。でも、私に話しかけてくれる理由が知りたい。
ええい、しゃらくさい！私らしくないな！聞いてしまえ！！
『チョンくんてさ、もしかして、女の子苦手？』
JK「えっ、……なんでですか？」
『あっいや、えーっと…』
JK「先輩？大丈夫ですよ、先輩に怒ったりしませんから」
優しく微笑まれたせいか、躊躇っていた口がゆっくりと動いた。告白断ってるところ見てしまったと正直に話したら分かりやすく動揺していた。
ほんとなにやってんの私。
『ごめん、見るつもりなくて！』
JK「わかってます、先輩そんなことする人じゃないの知ってますから」
『あの、だから私と話してくれるのが不思議だなーって思って』
JK「あー、なるほど」
困ったように笑うチョンくんに心の中でスライディング土下座をする。調子乗りました本当に申し訳ない。
すると、チョンくんはまた私の予想をはるか上回る言葉を言い放った。
JK「先輩は、他の人とは違うから」
『え？』
JK「なんて言えばいいか分からないですけど、今言えることは先輩は特別なんです」
はにかみながら嬉しそうに笑うチョンくんに、つい口が滑ってしまった。
『かわいい…』
JK「えっ、」
『あ、』
過去一やらかした。
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ティー(プロフ) - しおりさん» Twitterでバレンタインのお話を書きました！ぜひ読んでくださいね。また別のお話を番外編として載せますね！ (2021年2月16日 0時) (
レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - ティーさん» 占ツクでもTwitterでもティー様の書きやすい方で大丈夫です！！楽しみにしています！！ (2021年2月10日 1時) (レス) id: 1b0e210448 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - しおりさん» ネタ浮かんできたらぜひ書かせていただきます〜！ちなみに、それは占ツクにですか？それとも、Twitterにですかね？ (2021年2月9日 22時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - その後のお話とか希望です…！！ (2021年2月9日 20時) (レス) id: 1b0e210448 (このIDを非表示/違反報告)
ティー(プロフ) - Yellow8938さん» ありがとうございます！フォロー許可致しました。これからもよろしくお願いします！ (2021年2月9日 12時) (レス) id: 044bba1da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティー
| 作成日時：2021年1月20日 16時
