【JK】推しが尊すぎて困ってます

麗しい男の子 ページ1

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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿見目麗しい男の子を見つけた。





























それは、後輩の入学式の時のこと。椅子に座ってポケーっと入場している生徒を見ていると、一際目を引く男子生徒に目を奪われた。




サラサラの黒髪で、クリクリの目、身長も高くて今まで見たことのない美しさだった。それに、うさぎ顔でめちゃくちゃ可愛い。私の好みをズドーンっと突き抜けるくらいには。





とりあえずその子ずっと見てたし、名前も呼名される瞬間を見逃さなかった。チョン・ジョングクというらしい。名前までカッコイイんだな。


帰り道、その事を親友のソアに話すと大笑いされた。






『そんなに笑う？！』

SA「だって、Aがそんなこと言うの珍しいから(笑)ていうか、やってる事変態じゃん」

『まあそれは否めない』






さぞかし彼と同じクラスの女子たちは歓喜だろうな。私も喋ってみたいっていう欲はあるけれど、部活やってないし関わる機会はほとんどないと思う。








『くっそ、何か部活入っときゃよかった』

SA「かといってその子が部活入るとも限らないけどね」

『それもそうか』






確かに、と納得する。でも男子って部活はいる人多いイメージあるんだけどな。ああ、繋がりがほしい！！！







SA「Aはさ、そのチョン・ジョングクくんが好きなの？」

『へ？』

SA「だーかーらー！好きかって聞いてんの！！」

『好きなわけないでしょ？！』







推しだよ！！と顔をずいっと近づけてそういえば、納得していないような顔をしてふーんと口を尖らせている。なんだよ、ふーんて。おまえが聞いたんやろがい。







SA「なんか面白いかも」

『なにが？』

SA「別にー？」







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